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たまたま私は、
荷物を取りに実家へと帰っていた。
夏休みはとても充実していた。
お母さんにも、
心の底から楽しいと伝えられた。
海人という
優しくて私達を見守ってくれる素敵な友達が居て
愛想が無いように見えて、人一倍真っ直ぐな
永瀬という彼氏が出来た事。
部活が楽しい事。
バイトにも慣れてきた事。
嘘偽りなく話せる今が、本当に幸せで
私の話は途切れそうになかった。
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「じゃあ、お母さん!行ってくるね!」
再び荷物を持って家を出た。
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「ん?…」
しかし
家の前に止まっている一台の車。
私は目をこじ開けて、
中の人を遠くから覗いて見た。
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すると、ちょうど目が合って
その人は車のドアを開け、こちらにやって来る。
やけに背の高い、品のあるおじ様が……
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「廉の父です。」
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作者名:ayu | 作成日時:2021年2月22日 9時