～恋するオタク～【永瀬廉】２ (ページ25)

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顔を傾けて近づいてくる永瀬の頬を

パチンッと平手打ち

すると永瀬はその瞬間

気を失ったように眠った。

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のちに、海人から永瀬の秘密を聞かされる。

深夜になると彼は豹変するらしい。

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永瀬『お！日出てきた！』

「ほんとだー。」

髙橋『すごーい。』

永瀬『…なんやお前ら、テンション低いな』

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朝起きると、

永瀬は私に聞いてきた。

永瀬『え、なんで一緒に寝てんのお前』

と。

まるで私が悪いみたいな口ぶりで。

怖い。怖い怖い怖い怖い…！！

「いやいや、永瀬が来たんでしょ！？」

永瀬『んふふ、そんなアホな。お前～』

「はい？」

永瀬『俺とそんな一緒に寝たかったんかぁ？笑』

ガハハッーー！！！

と怪獣みたいに笑われる朝の4時は

非常に、ひっじょーーーーに、キツい。

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記憶にないだと？

あれも？あの言葉も？

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＿＿俺はお前が好き

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永瀬『…ちょ、なんでキレてんねん』

髙橋『…はぁ…眠い』

「帰る私」

永瀬『は？ちょ、お参りわい！神社行く約束やろ』

「…一睡もしてないのよ、帰らせて」

永瀬『だから早よ寝ろ言うたやんけ昨日～』

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まぁ、

記憶があったらあったでややこしい。

永瀬『…なんやねん。…』

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そしてあれが

本当なのか嘘なのか

それもあまり、

深く考えないように＿＿

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