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『もう終わり？』
「あ、ほんと、もうこんな時間。」
『ケーキ？』
「ふふふ、食べよっか」
オカンは空気を読んでくれようとしてんのか？
全然帰って来うへんけど。
いや、ええねんけど俺は。むしろ
帰って来んでいいとか、思っちゃってるけど。
俺は、台所から適当にお皿を2枚取り出し
見様見真似で紅茶なんかも淹れてみたりした。
そして包丁を片手にAに近づいていくと
「廉くん切れるの？ケーキ。」
と、笑いながら馬鹿にしてきた。
『切れるよ』
「ほんと？じゃあ、切って。」
『…うん…今、切ってるから…ちょっと待って』
「……ふふふ」
.
.
『ごめん、やっぱ切って！フハハッ』
「もぉーー、グチャってなってるじゃーん」
『んふふ、包丁持った事ないから俺』
小さな丸のテーブルに
クリスマスっぽい装飾がいっぱいの
苺が乗っているチョコレートケーキ
俺とAは横に並んで座り
手を合わせて、
“いただきます”
と言ってケーキを食べる。
『…うまい！』
「ほんとだ、これ美味しい！」
『でも、一口でええわ』
「はぁ！？」
『フハハッ、うーそ！食うって。冗談！』
.
隣に顔を向けると
“美味しいね”
と微笑むAがおって
『A、はい。』
「…ふふふ、なにそれ？」
『あーん。』
ちょっとした悪戯で
フォークにめっちゃでかいケーキ刺して
Aの口に運ぶと、
『落ちる落ちる、早よ食ってA』
「もぉ、」
と、楽しそうに笑いながら
Aは大きな口を開けて
それを頑張って食べてくれたり。
『…うまい？』
「……っ」
『んふ、喋られへんな？』
もぐもぐしながら
俺の肩をパシッと叩いてきたり。
え、
ちょ、言うていい？
.
.
ずっと可愛いねんけど、なにこれ。
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口元を抑えながら
飲み込むのに必死なA。
『フハハッ、ごめんごめん大丈夫？』
下心しかない俺の手が
ここぞとばかりに
Aの背中を優しくさすった。
.
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aimi(プロフ) - ギャーーーーーーーーーーーわーーーーー‼️今回もすごかったです‼️廉くん目線難しかったですよね？私達のためにありがとうございます✨これからも応援してます✨ (2021年11月2日 19時) (
レス) @page42 id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 長文すみません、、、 (2021年11月1日 20時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - すごく面白かったです‼️まとめみたいなのが大好きです❗️廉くんも可愛かった❤️すごく良かったです‼️これからも頑張ってください！応援してます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 初めまして？小さな世界の感想書くところがなかったのでこちらでいいですか❗️書かせていただきます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
ayu(プロフ) - かなさん» かなさん★おーーーまたせ致しましたすいません…( ；∀；)ようやく新作公開しております！是非お暇な時に読んでいただけると幸いです★ (2021年1月31日 2時) (レス) id: 72acefca01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayu
| 作成日時：2020年11月27日 19時
