6「提案」 ページ7
目黒「違いますよ、先輩にそういう人がいないことに驚いているんです。先輩は素敵な人なので、絶対いるんだろうなって、」
「な、急にそんな褒めても何も出ないぞっ・・・」
さらっと確実に褒めてくれた目黒くんに、褒められ慣れてない私はうろたえるばかりだった。
目黒「じゃあ、先輩も俺と同じくクリぼっち・・ってやつですか？」
「は？目黒くんはいるでしょ」
目黒「いないっすよ？」
「うそだぁ！！」
今度は私が今日イチ大きい声を出したかもしれない。
あんなモテる外見、真面目でちょっと抜けてる性格してて、彼女のひとりも今はいないだと・・・そんなわけ・・・。
「本当にいないの？遠距離恋愛中で会えないとかじゃなくて？？」
目黒「本当にいないです(笑)遠距離恋愛なんて俺耐えられませんし。もしそうだとしたらクリスマスには死ぬ気で彼女に会いに行きますから」
なんかかっこいい心意気を聞いた気がする。
「意外だなぁ・・」
目黒「俺こそそう思ってます」
そんな話をしていたら赤信号で車は止まって、街のイルミネーションがよく見えた。
寒い夜の街に温かな光を放って、キラキラした光は私の心を癒した。
目黒「先輩？」
「うん？」
目黒「クリスマスにイルミネーション観に行きません？」
「・・・え？」
目黒「先輩もひとりで、俺もひとりなんで・・ふたりで一緒に行きませんか？」
どゆこと？
クリぼっちだから一緒にイルミネーション観に行こうって、どういうこと？
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みあ(プロフ) - スノ姫さん» スノ姫さん。コメントありがとうございます。素敵なリクエストです！参考にさせていただきます。 (2021年10月7日 0時) (
レス) id: f3c1546d7f (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - アラフォーだけど、付き合ってた彼氏に浮気され、別れた所で街をふらついて歩いてる所に男友達の深澤君と会い恋人になったと言うシチュエーションをお願いします。 (2021年9月26日 4時) (レス) @page1 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2021年9月25日 14時
