037. ページ38
貴方side
次の日の給食の時間。
献立は私の大好きなカレー。
『すごくいい匂い』
「ねっ」
そんなことを言いながら香澄たちとともに列へ並んだ。
「「「きゃー!」」」
私が給食を自分の机に置いたとき、何かが落ちた衝撃音と悲鳴が2組から聞こえた。
涼子ちゃんが教室を出て行ったあと、千佳もそのあとを追って行った。
『私もちょっと様子見てくるね』
香澄にあとを頼んで、私も2組へ向かった。
「水野先生!大丈夫ですか!?」
涼子ちゃんが水野先生に声をかけているけど、涼子ちゃん自身も動揺が隠せていない。
「誰か職員室に知らせてきて!あと救急車!」
涼子ちゃんが誰となく叫ぶように言う。
『何があったの?』
私は近くにいた子に尋ねた。
「水野先生がっ、水筒を飲んだとき急に苦しみ出してっ」
『そのとき大林くんってここにいた?』
「……いた気がする」
『ありがとう』
−−だとしたら犯人は大林くんじゃない……。
確証はないが、大林くんはシロと考えていいだろう。
じゃあ誰がやったんだ?
そう考えていると、水野先生は救急隊によって病院に搬送された。
240人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マナ - aymksbさん» おはようございます? (2021年5月29日 11時) (レス) id: d981f8438b (このIDを非表示/違反報告)
aymksb(プロフ) - ハナさん» どうぞ (2021年5月19日 18時) (レス) id: ceaa7fc47e (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - aymksbさん» こんばんは…質問いいですか? (2021年5月19日 17時) (レス) id: 6153e9bd6b (このIDを非表示/違反報告)
マナ - aymksbさん» こんにちは・・・ (2021年5月6日 16時) (レス) id: 476929651f (このIDを非表示/違反報告)
レム - aymksbさん» 作品の一番大事な事を書くとしたら何かわかりますでしょうか? (2021年4月5日 17時) (レス) id: 59a18b3b65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aymksb | 作成日時:2021年2月25日 18時