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10.機嫌がいい時 ページ10

コンビニで適当にサンドウィッチとかおにぎり買って帰ってくればソファーにちょこんと座ってた。



「おかえり、」



『ご飯買ってきたんですけど食べます?』



頭を横に振って俯いたからなんやろって思ってたら意を決したように俺の方を向いた。



「…あのさ安田くん。彼女いるよね?」



「やっぱり私帰った方がいいんじゃないかな」









『彼女なんておらんけど、』




「え、じゃあクレンジングとか化粧水とかは」




『姉が来た時に置いてったやつなんで、使っていいですよ』




「じゃあ、化粧水だけお借りします…」



恥ずかしそうに洗面所に戻っていくところで



『ご飯食べますよね?』



「うん、食べる」



そう笑った。なんでさっき断ったん?































「あの…安田くん」



『今度はなんですか』



「出かけに行くのはいいんだけど、洋服だけ着替えたいかな…」



俺の方が後輩なのに俺に何か言いたいことがある時だけ凄い恐る恐る聞いてくる。



『じゃあ、ご飯食べ終わったらAさん家に行くんで、場所教えてください』




「…なんで教えるの?」




『車で送っていこうと思ってたんやけど、』





「安田くん車運転できるんだ!かっこいいじゃん」




そう言って笑うから調子狂う。



『…』




「今から口で言うから覚えて?」




『え、さすがに無理やって』




「ふふ、出る時に教えるね〜」




楽しそうに俺を見てくる。


機嫌がいい時は楽しくて仕方ない感じ。



…昔から何も変わっとらん。








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設定タグ:関ジャニ∞ , 安田章大 , 大倉忠義   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:理沙 | 作成日時:2021年9月19日 11時

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