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13.複雑な気持ち ページ13

『機嫌直しました?』



「ちょっとね」




「ありがとう、家に飾る」





『…そんな喜ばれると思っとらんかった』





「可愛いでしょ?」




そう笑ったAさん。まあ嬉しそうやからなんでもええねんけど。


































「そろそろ帰ろっか、安田くん疲れたでしょ?」





あのあと少し話して今、もう5時。
案外時間が経つのは早い。





『夜ごはんどうするんですか』





「んー、家で適当に食べるよ」





『…一緒に食べません?』





「また安田くんに迷惑かけるかもだし」





『お酒飲まなければええやん』





「私とそんなにいて楽しい?私たちただの先輩と後輩だけど…」





悪意のある言葉やないってことは分かっとる。でも俺とおるのもそんな嫌なん?って思った。





『…帰りますか』




俺もなんでそこまでして一緒におりたいのかもわからん。


Aさんは何も覚えとらんと思うけど俺は会社に入る前から知っとるし、可愛くてお酒弱い先輩なだけのはず…やねんけど。




































『大倉とご飯行くんですか』






「え?なんで知ってるの?」





Aさんの家の前について車から下りる前にどうしても気になってて言った。





『酔った時に言っとった』






「…え、全然記憶にない」






『結構酔っとったから覚えとらんとは思ってたんやけど…』






「まあ、安田くん仲良いしね、大倉くんと。」





「…誘われはした。」





『…気をつけてくださいね』





よくわかってなさそうな顔されたけどそれ以上に言えることは特にない。


今日1日ありがとうございましたなんて言ってAさんと別れた。









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設定タグ:関ジャニ∞ , 安田章大 , 大倉忠義   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:理沙 | 作成日時:2021年9月19日 11時

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