始末屋さんの甘い誘惑～8UPPERS～ (ページ31)

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散らばった服を拾いながら、シェリーの後ろに立って一緒に鏡を見るアーセナル。

「これね、半額だったの！2wayなんだよ！知ってる？オフショルダー」

と襟を肩まで落としてくるりと回ってみせる。

「へー…オフショルダーなぁ…」

と鏡を見ながらシェリーの腰に手を回し後ろから抱きしめる。

「アーセナル？っちょ…」

と首筋に口づけをするアーセナルに焦るシェリー。

「こんなカッコしてたらみんなに襲われるで？」

と耳元で囁く。

「ここ、めっちゃえろいな」

と鎖骨を指でなぞられ、ぴくっと反応するシェリー。

「どうしたん？顔赤なってんで？」

「だって…アーセナルがえっちだから」

そういうと、振り返りアーセナルにキスをした。

予想外の行動に固まるアーセナル。

「びっくりした？」

とアーセナルの顔を覗き込む。

「や、えーっと…もう一回」

とまっすぐシェリーを見つめるアーセナル。

若干顔がにやけている。

「もう一回だけだよ？洋服片付けるの手伝ってね」

そう言ってシェリーは背伸びしてアーセナルの唇に自分の唇を重ねた。

「かわいすぎや。いくらでも手伝う」

アーセナルはそういうと、シェリーを抱き寄せ頭を撫でた。

それからアーセナルは、約束通り部屋に散らばった洋服の片付けを手伝わされ、降りてくるのが遅いとジャッキーに怒鳴られたのだった。

___それにしてもオフショルダー最高やな