検索窓
今日:5 hit、昨日:13 hit、合計:34,338 hit

入浴剤【橙】 ページ18

今日は、裏のお仕事が忙しいのでバーはお休み。


戦闘メインのガム、シェリー、アーセナル、エースの中から1人だけ駆り出されることになり、ジャンケンで決めた結果エースが行くことになった。


出かける直前までぶつくさ言っていたが、ジャッキーに引っ張られ渋々出かけていった。


残った3人は普段の戦闘の疲れを癒そうと各々自由に過ごしている。


シェリーは、ゆっくり過ごせる日に使おうと買っておいた高い入浴剤を引き出しから取り出し上機嫌で風呂場に向かう。


鼻歌まじりに扉を開けると、今まさに出てきたばかりのガム。


「え?ガム?」


「え?シェリー?」


と2人見つめ合い時が止まる。


「ご、ごめん!出るね」


「なぁ、一緒に入ろうや」


と背中を向けたシェリーの手を引いて抱き寄せ、耳元で妖しく囁く。


タオルを巻いただけの彼の体はまだほんのり暖かく濡れた髪からぽたぽた落ちる水滴が色気を存分に引き出している。


「それ、めっちゃ高い入浴剤やろ?ミルクのやつやから気になっててん。なぁ…一緒に入ろ」


耳まで真っ赤になっているシェリーの顔を覗き込み小首を傾げるガム。


「タオル巻いて入るなら…」


「ほな、僕今タオル巻いとるから先入ってるな?入浴剤入れとくで?」


とシェリーが言い終わる前にルンルンで入浴剤を受け取り風呂の中へ。


「大変なことに…」


とまだ心臓の鼓動がおさまらないまま、タオルを巻いて風呂場に足を踏み入れる。

*→←作者から



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 8UPPERS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:相楽麗 | 作成日時:2021年2月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。