445 HAPPY CHIKA DAY ページ45
ｰアヤｰ
ﾃﾋｮﾝ「お願い、貰って…。」
目の前の彼があまりにも辛そうに言うから、思わず笑顔が消えてしまう。
どうしてそんなに泣きそうなの？
「私が、」
口を開けば顔を上げる彼。
「私が、あなたからのプレゼントを貰わないわけないじゃない。」
ﾃﾋｮﾝ「アヤっ、」
誰かが手で触れてしまえば、どちらかが身を引いてしまえば壊れてしまう私達の関係。
それ以上の関係にはできなくても、親友でいたい。
それは私のわがままですか。
「時計…？可愛い。」
柔らかいピンク色の腕時計。
とっても可愛かった。
ﾃﾋｮﾝ「アヤには、SHINeeカラーが似合うことは知ってたんだけどね、どうしても、これを付けたアヤが頭から離れなくて。
きっときっとこの時計はこの世界で1番アヤに似合うと思ったんだ。」
「ありがとう。」
ﾃﾋｮﾝ「俺にしかあげられないものをプレゼントしたかった。」
どんなに鈍感でも気付いてしまう彼からの好意。
でも、私はそれに触れないことにしてるから。
「テヒョン、ありがとう。」
この一言に全てを込めることにした。
ﾃﾋｮﾝ「どういたしまして。」
そうすれば彼はいつもみたいに口を四角くして笑ってくれるから。
.
.
.
家に帰れば、既にテミン君はそこにいた。
ﾃﾐﾝ「お帰り。」
いつもより豪華な夕食を食べて、ジウン君にピアノを引いてもらって、幸せな誕生日だった。
ﾃﾐﾝ「腕時計？」
「今日、テヒョンがくれたの。」
ﾃﾐﾝ「そっか。」
優しく私を見つめるテミン君。
何だかいつもと雰囲気が違う気がして。
ﾃﾐﾝ「何で目逸らすの。」
「…。」
ﾃﾐﾝ「照れてる？」
可笑しそうに笑う彼の元に擦り寄った。
ﾃﾐﾝ「アヤは時々猫みたいだね。」
「猫？」
ﾃﾐﾝ「そう。好奇心旺盛な。」
「好奇心…？」
ﾃﾐﾝ「うん。
でも気をつけないと、」
緩く肩を押されて、押し倒される。
ﾃﾐﾝ「好奇心は、猫を殺す―――」
「良いよ。それで死んでも後悔しない。」
ﾃﾐﾝ「言うね。明日の朝、本当に後悔するよ？」
アヤ「うん、良いよ。」
.
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
