427 何も言ってない ページ27
ｰアヤｰ
育児にもだいぶ余裕が出てきて、最近は事務所や家で曲を作ることも増えた。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「アヤ、久しぶり。」
「オッパ。お久しぶりです。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「ジウナと双子ちゃん元気？」
「はい。とっても。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「それは良かった。」
「オッパはこれからダンスですか？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「ん、そう。コンサートが決まったから。これから忙しくなるんだ。」
「頑張ってください！」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「あ、テミナならもう朝からずっと練習室に籠ってるよ。」
「はい。差し入れ、持っていこうかと。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「きっと喜ぶよ。休憩させてあげて。」
「はい。」
ジョンインオッパと分かれてテミン君の練習室へ向かう。
もうすぐカムバで最近いつも疲れて帰ってくるから。
きっと今も──。
「っ、」
まただ。
練習室を開ける寸前にあの子がいて。
見たら、ちゃんと分かる。
テミン君は恋してる顔じゃない。
でも、あの子はきっとグレーゾーン。
それに、
「っ、戻ろ……。」
テミン君はすごく楽しそうな顔してる。
それは違いなくて。
「なんかモヤって……」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「あれ、アヤ…？」
歩き出した時、ジョンインオッパがやって来た。
「オッパ、練習は？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「俺、練習時間間違えてたっぽくて。1時間早く来ちゃったらしい。だから、テミナのとこ行こっかなって思ったんだけど…。いなかった？」
「ううん、いた。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「じゃあ何で──」
オッパは練習室の中の様子を少し覗いて、言葉を止めた。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「アヤ、あの二人は違うよ。」
「…分かってますよ。オッパ、知り合いの方ですか？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「知り合いじゃないけど…。すごく印象に残ってる子。ルキズ以上にめちゃくちゃダンス上手いから。間違いなく今の練習生の中で1番実力がある。ひょっとしたら、デビューした人よりもうまいかも。」
「そんなに…。」
オッパの言葉に不安が募る。
馬鹿だなぁ。心配しても意味ないのに。
「じゃあ、私はこれで…っ、」
再び歩きだそうとすれば、腕をパシッと掴まれた。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「アヤ、今、どんな顔してる？」
「…別に、いつもと同じですよ。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「嘘つき。
ねぇ、アヤ、ホントに違うよ。俺が保証する。二人の間には何も無い。」
だから私は、何も言ってないじゃない。
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
