419 ジウンの夢 ページ19
ｰTAEMINｰ
やっと、平和な日常が戻ってきた。
アヤのお腹はかなり大きくなって、今日もまた病院に行ってる。
今日は仕事が早めに終わって、家で1人でくつろいでいた。
夕方。
ガチャ
アヤ「ただいま〜」
ｼﾞｳﾝ「ただいまー！！」
アヤとジウナが帰ってきた音がして、玄関に迎えに行き、アヤの荷物を預かる。
「ちゃんとタクシーで帰ってきた？」
アヤ「うん。」
「よし。お医者さんは何て？」
アヤ「順調ですねって。それとね、ビッグニュースだよ。」
「え？何？」
手洗いから戻ってきたジウナと食卓につき、アヤの言葉を待つ。
アヤ「何とね、
双子でした！」
「マジ？」
アヤ「うん、まじです。」
ｼﾞｳﾝ「双子…」
アヤ「ジウナ、ママのお腹にはね、2人の赤ちゃんがいるんだよ？」
ｼﾞｳﾝ「2人！？」
アヤ「そう。」
ｼﾞｳﾝ「ジウ一気に2人弟できるの！？」
アヤ「ううん、弟と妹だって。」
「えっ…！男女の双子！？」
アヤ「うん…そうみたい…。」
結構低い確率って聞くけど。
すごいなぁ。
それから3人でご飯を食べて、ジウナがピアノを弾きたいと言い、2人でそれに付き合った。
色んなことが起こりすぎて、ジウンと過ごす時間が全然なかったんだと痛感させられたのはこの時だった。
「ジウナ、ピアノ上達したね。」
アヤ「うんうん、もうエリーゼのためには卒業だね。」
ｼﾞｳﾝ「へへ、保育園でたぁくさん練習したんだよぉ！ジウもうサラサラ弾けるもん！」
再びエリーゼのためにを弾き始めるジウナ。
異常な上達具合に開いた口が塞がらない。
ｼﾞｳﾝ「ママぁ、ジウね、あのね…？」
アヤ「ん？」
椅子から降りて、トテトテとアヤの元へ行き、アヤに抱きつくと、ジウナは言った。
ｼﾞｳﾝ「ママ、ジウはピアニストになりたい。
ピアノ習いたい。」
真剣な表情で言うジウナに、アヤは一度目を見開く。
そして僕を見た。
ピアニストは、誰もが努力するだけでなれるようなものじゃない。
だけど、応援したいと思ったから。
「任せるよ。」
微笑んで言えば、アヤはゆっくりと頷いた。
そして、ジウンに話し出す。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 356人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
