402 愚かな女 ページ2
ｰTAEMINｰ
「今日は僕一人で行くから。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「けど、」
「信じて。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「…分かった。」
不安そうな目をするジョンイナに笑顔を向ける。
上手くいく保証はどこにもないから。
なにかあった時、ジョンイナまで巻き込むわけにはいかない。
とある事務所。
とある作業室。
そこで歌っている女に吐き気すら覚える。
「ホント、気持ち悪い声。」
アヤのライバルなんて笑わせてくれるよね。
実際は足元にも及んでないのに。
でも。
「綺麗な声だね。」
ねぇ、僕はさ。
アヤのためなら何だって出来るんだ。
ﾘｰﾅ「テミンオッパ！！」
笑顔を貼り付けて、
必要以上に甘い声を出して。
「アヤの声、出なくなっちゃった。」
ﾘｰﾅ「大変ですね。」
「声出ない歌手とか意味無くない？笑」
最低な男にだってなれる。
ﾘｰﾅ「ふふ。アヤさんに愛想つかしたの？」
「バレた…？」
ﾘｰﾅ「お見通しですよ。」
何も、見えてない。
ﾘｰﾅ「んっ、ちょっと、オッパ。ここ事務所だから…」
「リーナさんの声がすごく好き。」
リーナさんを後ろから抱きしめて、耳に口を寄せる。
ﾘｰﾅ「声フェチなの？」
「んーそうかも。」
ﾘｰﾅ「ふふ。アヤさんの旦那様の癖に。こんなことして良いの？」
「家庭を持つのは、僕には早すぎたみたい。」
ﾘｰﾅ「じゃあ私と気持ちいいことでもする？」
「良いね。」
するわけない。
僕がここにいるには、
「ねぇ、その前に。聞いてもいい？」
ﾘｰﾅ「ん？」
「アヤがリーナさんの曲盗んだってホント？」
ﾘｰﾅ「どう思う？」
目の前のこの女を、
「あの曲、実はリーナさんが作ってたならガッカリだよ。」
ﾘｰﾅ「え？どうして？」
「アヤと何も変わんない。面白くないじゃん。」
ﾘｰﾅ「っ、」
「他の子にしよっかな。わざわざ前の女と似た感性の女を選ぶ必要ないし。」
陥れるためだ。
.
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
