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381 彼は ページ31

ーTAEMINー





ようやく病院について、看護師さんに病室まで案内してもらった。






テヒョン「…めっちゃいけめん…」





ジュホ「テミンさんと、…あなたは…バンタンの…」

テヒョン「V…テヒョンです。」





病室に入ると、ジュホさんが横たわるアヤの手を握っていて、思わず視線を逸らす。

きっとそれに気付いてるんだろうけど、ジュホさんはその手を離さなかった。






テヒョン「ヒョン、こちらは…?」

「あ、アヤの中学の同級生のジュホさん。辛かった時、アヤを支えてくれてた人。」

テヒョン「…そう、ですか。」






テヒョンはきっと、僕の表情から何となく察したと思う。

2人がただの同級生じゃなかったことを。






「それで…アヤは…?」

ジュホ「身体をたくさん打ち付けていて、その怪我はきっと回復しますが、何か刺激物を飲んでいるようで、声についてははっきりしたことはまだ、言えないそうです。それと…」

テヒョン「…?」





ジュホさんは僕を見て、そして、少しテヒョンの方を見てから口を閉ざした。

きっと、アヤが妊娠していることをテヒョンが知らないと思ってるんだろう。確かにテヒョンはそれを知らないんだけど。






「続けてください。」

ジュホ「…お腹の子も無事とは言いきれません。むしろ、無事の確率は低い。」

「っ、」

テヒョン「えっ…」







例えるなら、ガラスが粉々に割れたような。

そんな心の状態。






テヒョン「お腹の子って…。アヤ、妊娠してたんだ…。」

「ごめん、もう少ししたらアヤが言ってたと思う。」






分かりやすく傷ついたように表情を崩すテヒョンに、僕はそんなことしか言えなかった。







ジュホ「きっとまた医者が来て説明をしてくれると思います。

目が覚めた時、あなたがいた方がきっとアヤは喜ぶと思うので俺はこれで失礼します。」







返事をする間もなくジュホさんは去って行った。







「テヒョンはどうする?明日のスケジュールとか大丈夫?」

テヒョン「明日は事務所で練習です。俺はそんなに体力ないんで帰って寝ます。

アヤが取り敢えずは大丈夫だって分かったんで。





けど、1つ聞いていいですか?」

「ん?」






テヒョン「ジュホさんは、本当にただのアヤの同級生ですか?」






「うん、けど1つ付け足すなら…








彼はアヤの初恋の相手だよ。」







テヒョンが目を見開いたのがわかった。






.

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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした!これからも頑張ってください! (2019年5月18日 1時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました!終わりましたー!引き続きよろしくお願いします!! (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー!更新頑張ります!! (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください!!!! (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜!!!!! (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやテテ | 作成日時:2019年3月28日 23時

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