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「…ふは」
『早く答えてよ』
「A」
『正解っ！』
手が外され、視界が明るくなるとクルッと後ろを向いた。
そこにはずっと、ずっと会いたかったAがいた。
「会いたかったわ」
『ふふ、いざ会うと恥ずかしい』
「最後に会った時は大泣きやからな。笑」
『もー忘れてよ』
3月に別れた時よりも、薄着で季節があれから変わったのを思い知らされる。あのモコモコのAではないのだ。
「あれ、荷物は？」
じーっと見つめていて思った。昨晩あんなに確認したのに荷物そのものが無い。
『あっち』
「なんや、荷物置いてまで俺の目を隠したかったんかぁ〜…え。ええええええ！？」
西畑 「どうも〜」
『紫耀の友だちって。ほら、前に写真送ってきた人と同じだったし』
向井 「自分で俺らに来る時間と日にち教えたんやで？笑」
「…」
『紫耀が寝坊したのに、紫耀の友だちがいるからビックリしたよ』
「お前ら今すぐ帰れ」
西畑 「いやぁ、写真よりも可愛ええ人やな」
向井 「東京にはこんなべっぴんがおるんやな！」
「もう！いくで、A」
『ちょ、紫耀…！』
西畑 「なぁ、Aちゃんお好み焼き食わん？」
向井 「あさイチでせっかく来たのに、寝坊されたなんてもうお腹減ったやろ」
『…』
「ったくぅー、どっちでもええよ。
好きな方選び！」
『食べたい！』
じーっと見られちゃ、無理矢理連れて帰るわけにもいかないやろ。
早く家に連れてって抱きしめたかったんに、予定がくるったわ。
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして！この作品が大好きです。続きがとても気になります！ (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年12月17日 8時
