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教室についても話は続けた。
「好青年の女の子バージョンってなんて言うんやろうなぁ。好少女?」
永瀬 「青年って男女関係ないで。
やから、Aちゃんも好青年。俺の中ではな。
けど、紫耀とAちゃんどっちも知ってるやつはそう思うと思うで?
あのー誰やっけ、紫耀の後輩のー、あー」
「神宮寺?」
永瀬 「そうそう、そいつそいつ!
そいつとかもそう思っとると思うで」
「好青年ねぇー…」
好青年 って言われることはもちろん悪く言われてる気は全くしないから気分的には良い。
ただ、俺もAも周りから 好青年 と思われるほどそんな良く出来てはいない。
俺は元からだが、Aに関しては俺がそうさせた。
結局、関西に行くということは決めたけどこのまま別れないという決断になった。
そして、俺が帰ってきたあともこのままでいるつもりだ。
つまり、このまま好青年とはかけ離れたものに俺がさせている。
永瀬 「せやから、紫耀と似ているって俺は思うな。
それも、きっと紫耀の影響やでそうなったんわ」
「俺?」
永瀬 「おん」
チャイムが鳴ってガラガラと席について、担任のホームルームを聞き流しながらさっきの廉に言われたことについて考えることにした。
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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年11月13日 21時) (レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴里 | 作成日時:2017年10月22日 7時