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保健室の入口の前で少し悩んだけどタイミング悪く中から先生がでてきて入れ替わりに入ることになった。


『……』


カーテンを開けてみると不貞腐れた顔をして背を向けてきた。


「体調悪かったなら休めや」

『…』

「一緒帰ろう、な?」


『……サボりだもん』

「は?」

『もう、紫耀帰って!』

「なんやねん、心配してやったんに」

『頼んでないもん、勝手にしたんじゃん』

「なんでや!彼女の心配して何が悪いねん!」



『彼女じゃないから、私。妹だし』

「勝手に別れんといてくれん?」

『…もともと、、もともと彼女なんかじゃないもん』

「なに?俺が関西行かない言ったから?」

『…』

「じゃ、行くって言えばええん?
Aはそれでええん?」

『…いいよ』

「俺、関西行っちゃうんやで?
今みたいに毎日会えないんやで?」

『…』

「俺な、怖いんよ。
兄妹に戻っちゃうんじゃないかって。
だけどな、戻るにはいい機会なんよ。

でもな。俺、好きやねん。Aのことが」

『…!!』

「そんな、驚いた顔で見んなや。笑
いつも言っとるやん、好きやって。
やっとこっち向いてくれたらその顔かい!」

ハッ!て焦ってまた背を向けてしまって。





「A、俺と今からデートしよう」

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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年11月13日 21時) (レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴里 | 作成日時:2017年10月22日 7時

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