占いツクール
検索窓
今日:126 hit、昨日:4 hit、合計:14,056 hit

役人セレヴァ ページ41

「ごめんなさい...」

ドクツルタケはAが眠るベットにへばりつき、ずっと謝罪の言葉を述べていた。

あれから丸一日。
Aは一向に目を覚まさない。

生きてはいるのだ。
しかし、呼吸は弱く今にも止まってしまいそうだった。

誰一人として口を開けない中、園長室のドアをノックする音が聞こえた。

「...誰?」

トウアズキがドアを開けると、そこには若い2人の女性が立っていた。

1人はAとは色違いの黒いコートを羽織っており、長い金髪の前髪をピンでとめていた。
まだ、10代後半くらいだろう。

もう1人は胸元を大きく開けた黒いセクシーなドレス姿だった。
手には水晶を持っており全身からミステリアスな雰囲気が漂っていた。

ドクツルタケとトウアズキどころか日三大すら誰?と言う顔をしていた。

「セレヴァ様にベラドンナ様!?」

「シロちゃんの...知り会い?」

トウアズキの問いに答えたのはシロではなく黒いコートの女性だった。

「知り会いといえばそうね。知り会いだわ。
シロは本部で仕事仲間よ。

私はセレヴァ。
セレヴァニア・ロシャーベル、よ。
連絡を受けて来たの。
本部の役人をやっているわ。

そして、こっちは私の相棒精霊のベラドンナ。

ここの園長が霊界に行って意識不明って言うからてっきり拐われた物だと思ったけど...
違うみたいね。何でこうなったの?」

幼さの残る声でセレヴァは問いかけた。

「俺の...せいで。
マスターが俺の霊界に...」

今にも消えそうな小さな声でドクツルタケがセレヴァに説明した。

「ふーん...この人の事だから後先考えずに突っ込んだんだわ。本部でも有名だもの。

...てか
アンタいつまでもいつまでも、ウジウジしてんじゃないわよ。

猛毒キノコ御三家の1人でしょ!!

アンタがそんなんじゃまたこの人無理するわよ」

ずかずかと彼女は部屋の中に入っていく。
そして、ドクツルタケを押し退けてAの額に触れた。

「...まだ、いけるわね。ベラ姉様やるわよ。
...と言うわけで全員部屋から出て頂戴」

「なっ...!?」

「ご免なさいね。今から少し集中するのよ。
大丈夫よ。貴方たちの主ちゃんは私たちが責任持って助けるわ」

ベラドンナが精霊たちをそう諭すと、彼らは渋々といった感じで部屋から出ていった。

「さってと。御札御札...あった」

セレヴァは自身のバックから新品の御札を取り出すと、それをAの額に張り付けた。

すると即座に御札が黒く焦げた。

「あら面倒なこと...ま、頑張るか」

役割→←その為の行動を



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
設定キーワード:擬人化 , オリジナル , ファンタジー , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しあ。(プロフ) - カエンタケ先輩ぽいの崖にあっ…(・ω・) (7月11日 14時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - すみません打ちミスです。でもありがとうございます!! (7月3日 21時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
ルヴァンネ(プロフ) - 返信が遅れてしまい申し訳御座いません。トリガブトとは恐らくトリカブトかと思われます。トリカブトならちゃんと出ていますよ! (7月1日 20時) (レス) id: d6627a81ed (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 続き期待します!! (6月30日 19時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - トリガブトっていう植物があるんですけど、登場しますか? (6月30日 18時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルヴァンネ | 作成日時:2018年6月13日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。