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その為の行動を ページ40

ふわり。
優しい香りがドクツルタケの鼻腔を擽る。

ドクツルタケはAに抱き締められていた。

暖かい体温と、優しい柑橘類の香り。


君が望むなら。何度だって助けるさ。
「___」

これでも精霊たちの園長なんだ。
「____」

それに、君も仲間だろう?
「_____!」

自分にできることは限られている。
だからこそ、できることは何だってする。

それが、『園長』たる者の役目なのだから。
自分の役目は全力で全うする。

君が自分の在り方で苦しんでいるのならば
嫌と言うほど君の良さを教えてやろう。

君が自分の心を抑えられないと言うならば
君を殴ってでも止めてやろう。

君が仲間を傷つけたとしても、理解している彼らは君を憎みはしない。

「_______本当に...?」

本当だとも。
彼らは分かっているのだから。

君の心の心境を。

皆、君の力を必要としているんだ。

こんなところで死のうなんて思わないでくれ。

仲間がいるんだ。君を大切に思う仲間が。

だから、植物園に帰ろう?


皆が、ドクツルタケを待ってるから。



「______うん...!」




ドクツルタケはAの服を涙で濡らしながら、小さく頷いた。

しばらく彼の背中を擦ってやると落ち着きを取り戻して、呼吸も整ってくる。

「...ごめんなさい」

謝る彼の頭を撫で植物園に戻ろうとしたその時


グラリ


Aの視界が歪んだ。

「マスター!?」

ドクツルタケが支えてくれるも足に力が入らない。

ここは、霊界。

一度入れば二度と戻っては来られない。

魂が、霊界の霊力に馴染んで、現世の霊力に耐えられなくなる_____

Aの意識が遠退いていく。

「マスター...!?そんな...やだ...」

Aは薄れ行く意識の中、ドクツルタケに命令した。

出口へ運んでくれ、と。

それを受けたドクツルタケは、Aを抱えて出口へ全速力で向かった。

「___あれか!」

木々に囲まれるように古びた大きな井戸があった。

彼はその中に意識を失ったA入れる。

「早く...早く...!」

Aを帰すことを霊界が拒んでいるのか体が霊水をすり抜けていかない。

ドクツルタケは舌打ちをして、Aの肩を無理矢理押しつける。

駄目だ!俺だけの力じゃ...

するとAの後ろから褐色の腕が伸びてきた。

「トウアズキ!?」

「ドクツルちゃんそっちから押して頂戴!」

Aの体が植物園側に引き込まれていく。

そしてAは植物園へ生還した。


意識を失ったまま。

役人セレヴァ→←本音



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しあ。(プロフ) - カエンタケ先輩ぽいの崖にあっ…(・ω・) (7月11日 14時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - すみません打ちミスです。でもありがとうございます!! (7月3日 21時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
ルヴァンネ(プロフ) - 返信が遅れてしまい申し訳御座いません。トリガブトとは恐らくトリカブトかと思われます。トリカブトならちゃんと出ていますよ! (7月1日 20時) (レス) id: d6627a81ed (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 続き期待します!! (6月30日 19時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - トリガブトっていう植物があるんですけど、登場しますか? (6月30日 18時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルヴァンネ | 作成日時:2018年6月13日 2時

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