沖田総悟に喧嘩を売るのは人魚姫２

１８！！ ページ19

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計画実行までの残りを私はいつも通り仕事をさせてもらう

お祖母様から連絡があった。
”まだ幕府側の完全な分裂が始まっていない。潰すにはまだ時間がかかる” と。


だから私が計画するのはその前。







うまくいくかはわからないけど、全てを守りきるのに真選組を優先して守らないといけない気がした。

私の中で一番強くて頼りになるのは彼らだから。



そんな彼らを守るために、私は今回動く。


私の働きが人魚族と幕府にいい結果をもたらせるかわからない。






沖「そういやお前、元気になったのかィ」



すれ違った私に声をかけてくれる隊長。



どんな顔をするのかな。
私の身勝手な計画に巻き込まれたら。


浪士を睨むように私もの睨まれちゃうのかな





『はい。この通りバッチリです！』


沖「そうかィ。んじゃ、買い出しでアイスたのまァ」



人差し指でおでこをピンと押されて若干後ろによろめく。



なぜかその部分が熱を持ったように熱くなる



『７０円のやつですね』



沖「バカ３００円のでィ。

あ、山崎、この書類たのまァ」




土方さんの部屋の前にいる山崎さんの元へ行く沖田隊長。


何を言ったのかわからないけど、山崎さんは苦笑いし、部屋から出てきた土方さんにげんこつを食らう隊長。そして奥から歩いてくる近藤さんに３人一緒に振り向いて話しかけに行く。


彼らだけではなく、他の隊士たちも自然と４人の元に集まり何やら楽しげに談笑している







守る。誰一人怪我をしないように、私が責任を持って守る



人魚族を優先しなければならないけど、今の私は女中だもん。

彼らを守ってから自分の国の民を守る。




母上、父上。







近「あ！Aちゃん！ちょっとこれ見てよ！」





『はーい！今行きます！』






今回だけ、彼らを優先させてください

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