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暗殺教室ぅ? ページ6

それから屋根の上を走り回っていたら、あっという間に目的地へと到着した。

意外と学校から離れてなかったのは幸いか。


屋根から飛び降り、ドアノブに手をかけて開けようとするも開かない。

……あ、鍵か。


鍵なんてどこにも無いぞ…?あ、もしかしてポストか?


『お、ビンゴォ。』


ポストの中に入っていた鍵を差し込み、今度こそ家の中に入る。

一人暮らしなのに一軒家か。贅沢だな。


家の中を探索すれば、生活に必要なものは全て揃っているし、冷蔵庫の中に食料もあった。

テーブルの上に紙を発見し、それによると2階に私の部屋があるみたいで、そこに向かう。


中は至って普通なもの。
机に本棚。敷布団にタンスなどなど。

その中で一番目に付いたのは、真新しい制服。


これは……椚ヶ丘中学校の制服か。ちらっと見えた生徒がこんなの着てたな。


そしてまた、私の机の上に紙が置かれている。



鬼山Aさん。
事前にお伝えしていた通り、貴方には椚ヶ丘中学校のE組で超生物の暗殺をお願い致します。
既に転校の手続きは政府で済ませてありますので、明日から暗殺を開始して下さい。



暗、殺?


いやいや、警察に暗殺なんて頼むか?馬鹿なんじゃないの?

しかも、超生物って何でィ。転校ってのも気になるな。

……まあとりあえず、銀さんにこのこと伝えてみるか。何の作品か分かるかもしれねぇ。


元の世界で使っていた携帯で、万事屋へと電話をかける。すると意外なことにワンコールで銀さんが出てきた。


「はーい。万事屋銀ちゃんでーす。」

『銀さん、ジャンプ作品に中学校で暗殺するって作品ありやすかィ?』

「あ?ああ、あるぜ。暗殺教室っつーやつ。タコみてぇな黄色いマッハ20のバケモンを殺す話だ。」


あ、絶対それだわ。暗殺教室だわ。
そうなると、私の目的はそのタコを殺すこと…。

それをクリアすれば帰れると。


「それがどうかしたか?まさかお前……」

『そのまさかでさァ。まさか警察が暗殺なんてせにゃならんとわ……。』

「まあせいぜい頑張るこったな。そしたら、そっちにいるのは長くて一年だな。」

『どういうことでィ。』

「その作品、卒業するまでにそいつ殺さなきゃなんねぇんだよ。で、主人公は中学三年、つまり卒業生になるってわけ。」


なるほど……なんて面倒な……。


「まあ多分一番戻ってくるまでの期間短ぇんじゃねぇの?だからまあ、頑張れよ!」


あ、切りやがった。
あいつのせいなのに、まるで他人事だな……。

いざ、登校→←すまほ…?



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白猫 - まじで面白いです。更新楽しみにしています。 (2019年10月7日 16時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
餅みそ - 銀魂と暗殺教室のコラボ→神!!! つまりこの小説神!!!早く続きが読みたいです気になります!更新頑張ってください。 (2019年8月21日 18時) (レス) id: bfc2e3a90c (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - 沖野猫松さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて、とても嬉しいです!これからも更新、頑張りますね! (2019年8月20日 19時) (レス) id: 47c8e13314 (このIDを非表示/違反報告)
沖野猫松 - とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 40ce46605e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍夜 | 作成日時:2019年7月21日 21時

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