18 其の想いは誰が為の ページ19
雄英高校、保健室。
其処では今、三人の治療者がいた。
一人は平A
舌を噛んだことや、オールマイトに手刀をかまされた部分を治療中。
二人目はミッドナイト
Aに攻撃された腹、ぶつけた頭を治療中。
そして三人目はイレイザーヘッドこと相澤消太。
三人の中で唯一意識があるが最も怪我は酷かった。
「成人してないと思われる女の子にプロヒーロー二人が怪我かい。
どうしちゃったんだろうねぇ。はい、飴ちゃん。」
保健室の先生であり、雄英高校の屋台骨。
治癒系個性の持ち主である『リカバリーガール』こと
一方、治癒が終わった相澤は椅子にもたれかかっていた。
彼女の個性は癒し。
対象者の治癒力を活性化させ、重傷もたちどころに治癒させることができる。
治癒は傷に応じた対象の体力が必要ため、疲弊してしまうが。
「恥ずかしい限りです。俺とミッドナイトの二人ががりだったのに・・・」
「矢張り此の娘が特別なのかねぇ。今は眠っているけれど時期に起きるさ。」
保健室の布団に寝かされているA
しかし、腕は手錠のようなものです柱に固定されている。
「まァ個性らしきものの力によっては気休めだけどねぇ。」
ニコニコとほのぼの笑いながら言うリカバリーガールだが、相澤には緊張が走る。
今ここで暴れられては不味い
「婆さん、アンタが人質に取られたらどうするつもりだよ・・・」
「個性でぶちゅっとな。」
対象者の治癒力を活性化させ、重傷もたちどころに治癒させることができるが治癒は傷に応じた対象の体力が必要。
つまり、気絶や殺すことも可能なのである。
自信有り気なリカバリーガールに相澤が溜息をついていると
「・・・さん。」
微かに聞こえた声に二人が振り向く。
布団の中でAが寝言を言っていた。
「お父・・・さ、ん。お母・・・さん。ヤ・・・めて。」
それを聞いたリカバリーガールはもしや親に虐待をうけていたのでは？という考えが浮かんだ、が
直後。被害者と加害者が逆転するのであった。
「私、が・・・殺す・・・スー。スー。」
二人は凍りつく。
都合のいいことにトラウマのような夢を見ているのかと思えば、私が殺す？親をということだろうかと二人は考える。
むにゃむにゃと寝息を立てて幸せそうに彼女は眠っている。
彼女の口元は、ずっと笑っていた。
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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