15 オールマイト ページ16
殴り蹴り合う肉弾戦。
流石はヒーローというべきか、かなり強い。
やや私が押し気味の気がする。
きっとバテているんだろう。年齢的に
「大丈夫ー？大口叩いてた割には疲れてるんじゃない？」
何も喋らず攻撃してくる。
其処は喋ってほしいところだ。
ミッドナイトとやらの方をチラリと見ると当たりどころが悪かったのか意識を失っていた。
残念ながら、今の私は異能力を使えない。
私の異能は基準となる人間と対象となる人間が同時に視界の中にいる必要がある。
今の距離では無理だ。
(相澤さんの寿命で相澤さんの筋肉を衰えさせるか。)
「異能力」
私が異能を発動させようとしたその時
悪寒がした。
背後から、何かが来ている。
風を割く音、物凄い速さで何かがこちらに向かってくる。
咄嗟にジャンプし、離脱しようとしたが間に合わない。
(避けられッ)
首筋に手刀があたり、脳が揺れる。
意識が消える。
舌を噛んだときの血が口から少し出る。
鉄の味がする。
「カッ」
倒れるかと思ったけれど、痛みは来ない
腕に感触、どうやら掴まれているらしい。
「相澤くん、もう大丈夫！私が来た！」
ぼんやりと見えたのは笑う筋骨隆々の素敵な偽善者様
(オール、マイト・・・？)
目の前が真っ暗になった。
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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