四十二話 ページ3
敬人「これは一体どういうことだ！」ズカズカ
校舎内から蓮巳が歩いて来た
その顔には怒りの感情が浮かんでいる
零「おや蓮巳くん、どうかしたかや？」
奏汰「『めがねのひと』、なにか『ようじ』ですか〜？」
近づいてくる蓮巳に、零は前に出て、背中にAを隠す
また奏汰は、安心させるように噴水に腰掛けるAの手を握る
敬人「Aさん、これは一体なんの真似だ？」
蓮巳は顔を俯かせながらAに聞いた
『はて…なんの真似とは、どういう意味かえ？』
敬人「とぼけるな！！
今日、お前たちが一緒に登校していること！
Aさん、あなたがいきなり他の科の校舎を歩いたことを偶然とは言わせんぞ！！」
蓮巳はとぼけるAに痺れを切らし怒鳴る
『はぁ…別に妾が誰と登校を共にしようと、そなたには関係なかろう？
アイドル科以外の校舎を歩いたのは、かねてより父から学院の様子を伝えて欲しいと頼まれていたからじゃ。
父がこの学院に多額の資金援助をしていることは、生徒会の蓮巳くんならよく知っていると思うが？』
Aは怒鳴る蓮巳に対し、立ち上がりため息をついてから答えた
『それにしても、妾の学院生活に口を出すなど…。
いつからそなたはそれほど偉くなったのじゃ？』
敬人「なに……？」
『蓮巳くん、そなたは零と古い仲ゆえに、妾とも面識がある。
昔から何度も言っている言葉を、まだ贈らねばならぬようじゃのう………』
Aはそこで一呼吸おく
そしてハッキリと言い放った
『貴方が私や零、私の愛しい人たちを支配できると思わないことね。
貴方たちは所詮、私たちと一騎討ちする実力も度胸もなかったのだから
生徒会が今、権力の頂点ということは否定しないけれど……
思い上がるのも大概になさい、蓮巳の坊ちゃん』
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カヤは - この作品本当にに大好きです…！何度も何度も読み返してしまいます！！オチはやはり朔間零をお願いしたいです！！これからも追いかけます！頑張って下さい！ (2月24日 21時) (
レス) @page2 id: 215d48f6cb (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - ajさん» こちら続編となっております！ほかの作品と同時に順次更新していきますのでお待ちください！ (5月7日 23時) (レス) id: 02dc14a173 (このIDを非表示/違反報告)
aj - 振り向いてよ、王妃様の続きが読みたいです！！お願いします (2023年4月2日 13時) (レス) @page1 id: 52fb1e9a16 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 椿さん» オチと応援コメントありがとうございます！！すごく励みになります (2023年2月14日 9時) (レス) @page2 id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 朱憑（さぶ）さん» 質問とオチありがとうございます！！今度また定期的な更新を始める予定ですので、お待ちください！ (2023年2月14日 9時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやなん x他1人 | 作成日時：2023年1月6日 2時
