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「……五条先生」




医務室に入り、深刻そうな顔をする五条先生の元に歩く






「…ごめんなさい。僕が派遣されたのに、全然恵と悠仁を守るどころか……

僕は悠仁を死なせてしまった」




「…………ねぇさ、A」




口を開いたかと思えば、とても怒った口調で言った先生





「君一人じゃあの状況をどうにかすることは出来ないんだよ。
Aをあの場所へ送った伊地知を、Aは自分の判断で高専へ帰したんでしょ?
それじゃあ無理だね。まあ伊地知がいてもいなくても状況は変わらなかったけど」




頭から突然冷たい水を一気にかけられた気持ちになった



「………ご、ごめんなさい」




「謝って実際何かが変わるわけではないとわかっていても謝るんだね」




僕は怖くなって、服をぎゅっと握った





「悠仁は死んだ。この事実も変わらないんだよ」



先生の言葉に籠もった怒りの感情は


僕に向かっているものに感じた





「〜〜っ!」



僕はその場にいられなくなり、部屋を飛び出た









***************






あの時、全てが否定されているように思えた




僕の判断は間違っていた




悠仁たちの所に行ったのも、五条先生の所に行ったことも無意味だったし






結局、僕がいたっていなくたって





何も変わらない






寧ろ、悪い方にいっている







僕は呪霊で、所詮負の感情だらけのやつだ







僕はここに存在する価値なんて







どこにもない








「_______やぁ。君、迷子?」



ぞわっと全身が震えた




咄嗟に振り向き、距離をとった





「俺、特に悪い事しないから。大丈夫だよ」




両手を振るつぎはぎの男




普通とは比べ物にならない程の呪力




こいつ




只者じゃない





「……あれ?さっきまでそんなに呪力がないと思っていたけど、君。


随分、強そうじゃあないか」

グル→←叫び



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南瓜 - 続編希望します! (2020年12月26日 14時) (レス) id: e44a7fa298 (このIDを非表示/違反報告)
ハセモ(プロフ) - 個人的にめっちゃ好きなので、続編希望です。 (2020年12月20日 0時) (レス) id: 1ce5883e79 (このIDを非表示/違反報告)
琉斗(プロフ) - 続編希望です! (2020年12月19日 22時) (レス) id: 18dfa94b2f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - あの!!!人間になってからの物語がすごく気になるので続編希望です! (2020年12月19日 20時) (レス) id: 3af17c751a (このIDを非表示/違反報告)
時透翔陽(暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)(プロフ) - 続編希望です よろしくです (2020年12月19日 20時) (レス) id: edf5b386be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきや | 作成日時:2020年11月22日 20時

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