3(誤字修正) ページ9
・
・
「あれ、、憲剛さんは?」
いつの間にか憲剛さんの姿は居間にはなかった
その頃憲剛さんは滉くんと連絡してた事を私は知らない。
奥さんの豪華な料理をご馳走になり、子供たちと遊び、お暇することに。
再び憲剛さんの車に乗り、景色を見ていると、憲剛さんが突然口を開いた。
[A、今度合わせたい奴がいるから会ってくれない?]
「えっ、?」
[だから、合わせたい人がいるのAに]
「、、聞こえてはいますけど、、なんで?、、てか誰に?ですか」
[その日まで秘密かな]
「いつですか、、?」
[来週の木曜]
「木曜、、大丈夫です、、、、。」
[じゃ、約束。]
急展開すぎて、頭が着いてこない、、合わせたい人って誰、、、滉くんに対する気持ちの変化に気づいたところに、、あぁ、、、なんで了承したの?、、。
家に着き、1人で考えてると、1人でパニックになってしまい考えたくなくて、お風呂に入ることにした。
来週の木曜、、あと6日、、このモヤモヤと戦うの辛いな。
長いようで短い5日間がすぎた。今日は、例の約束の日。
誰か分からないから一応、綺麗めな服を着てメイクもいつもより大人っぽいメイクに。
本当は滉くん以外にはしたくないんだけどな、、。って滉くんの事考えてるあたり、やっぱり好きなんだなって思い知らされた。
ピコンと音がなりスマホを見ると、憲剛さんから、もう着くとだけ、私は急いで髪を軽く整え、姿見で1周変なところがないか確認して、部屋を後にした。
地下駐に着けば憲剛さんの車があり、遅くなりましたと言うと、今来たとこって、サラッと言うあたり、、ほんとにずるい。
「今日、どこ行くんですか?」
[和食系の店、完全個室で人の目は気にならない、最高でしょ]
「最高です。この仕事してると個室の方が嬉しいし、それに和食は大好きなので、」
[御相手さんからのご希望だよ]
「そうなんですか、、お礼言わなきゃ笑」
[ほら、着いた、さき店に行こ]
店に入ると、憲剛さんは予約していた中村ですと、店員に言い、席までサラッとエスコートしてくれた、
「で、会わせたい方って誰なんですか?」
[あー、あと少しらしいからもう少しだけ待って]
待つこと5分。憲剛さんが、着いたって、って言うもんだから緊張で背筋を伸びてしまう
扉が開き、現れた人物は、まさかの人で、そしてもの凄く会いたい人だった
・
・
703人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結衣 | 作成日時:2023年1月16日 16時