海人と廉7 ページ8
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夢の中で言われた言葉が、ふと頭をよぎる。
···夢なんだから、気にしなくっていい。
そう思っていても、やっぱり俺は気にしちゃって…。
迷惑かけてるなら、消えた方がいい…んだよね。
目に入った窓を開けて下を覗き込む。
···人って、この高さから落ちても亡くなるもんだっけ？
あ、ダメだ。俺…。
こういう時って、何か遺書的な物残した方がいい？
楽屋に置いてあるメモ帳にひと言書いて、窓から身を乗り出した。
海「…ふぅー……」
あ、暑い…。そういえば今日は猛暑だって言ってたっけ？
落ちたら、痛いのかな…。
皆、悲しませるかな…。
ごめんね、でももう良いんだ。
ごめんなさい…。
勇気を出して窓から飛び降りた。
永瀬side
マ「永瀬くん、着いたよ。」
廉「ん…？あぁ…、ありがとうございます。」
移動中に眠っとったみたいで、マネージャーさんの声で起きた。
マ「忙しいもんな…。あと少ししたらオフだから、頑張れ。」
そう言ってお茶を渡してくれる。
廉「すいません、ありがとうございます。」
お礼を言って車から降りた。
廉「…あっつ！」
あー、もう、何でこんなに暑いん？
太陽頑張りすぎやろ。
そのまま楽屋へ向かおうとしたんやけど、何か胸騒ぎがする。
…？
周りをぐるって見回しても、何もない。
···気のせい？でも気になるんよなぁ···。
まだ時間あるし、建物の周り一周して見てみよ。
廉「はっ…？」
しばらく歩いてたら、植え込みのあたりで人が血を流して倒れてる。
廉「だっ、大丈夫ですかー！」
急いで駆け寄ると……
廉「……か、いと…？」
倒れてたのはまさかの海人やった。
頭から血を流して、意識がないみたい。
何？ドッキリでも掛けられてるん？
廉「おいっ！海人…！！」
いくら大声で叫んでも、海人はピクリともしない。
嫌な汗だけがどんどん流れてくる。
廉「…海人！おい！何してんねん！」
警「どうしましたかー？」
警備員さんが慌ててこっちへやってくる。
廉「すいません、人…、人が……」
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
