守り、守られ2 ページ29
平野side
衣装に着替えて、メイクを済ませてスタジオ入り。
有難いことに前列で収録に参加させてもらう。
…………そう。
前列って事は、カメラマンさんや大勢のスタッフさんのリアクションが直に目に入るって事。
ちょっと怖い。
そんな気持ちを誤魔化して、収録はスタート。
大丈夫、いつも通り。
司会者(以下:司)「さぁ！本日のゲストはですね…！King & Princeの平野紫耀さんでーす！」
テンション高いなぁ…笑。
紫「どうもー、平野紫耀です。よろしくお願いします」
パチパチパチ…
よし、大丈夫！
心の中でガッツポーズをした。
司「さて、平野さんは映画をやるんですよね？」
紫「…はいっ、そうなんですよ〜！」
ちょっと待ってよ。
台本に無かったじゃん…！って思ったけど、この司会者さんアドリブかます人だった。
あー、嫌な汗が出てくる…。
ディ「…」
司「映画にバラエティに引っ張りだこですね〜！お給料いくら貰ってるんですか？」
紫「えーっと……、秘密です！笑」
司「ですよねぇ笑。」
そう言うとドッと笑い声で溢れるスタジオ。
紫「ははっ…。」
共演者さんだけでなく、スタッフさんも笑ってくれてるのは有難い。
だけど……
紫「…っ」
ディレクターさんと、その孫3人だけはニコリともせずに、ただこっちを見てきたんだ。
……嫌な予感的中しそう。
収録中に何かをされる訳ではなく、少し安心して楽屋へ行くと…。
紫「…あ…」
あの人たちが楽屋へ居た。
紫「お、お疲れ様でした…」
そう言っても反応無し。
紫「お先に失礼します…」
孫1「は？」
〜〜〜〜冒頭に戻る〜〜〜〜
ディ「平野くんの今日の仕事は何だっけ？」
紫「...台本に書かれている事以外」
孫3「違うだろ。じいちゃんの言う事を聞く事がお前の仕事だろ。」
あ、そっちか。
紫「ですが…」
ディ「何で、台本に書かれている事以外を話したの？」
紫「司会者の方が…」
ディ「え、司会者のせいにする？あの人は自分の仕事を全うしただけだよな。」
それなら俺だってそうじゃん…。
孫1「人のせいにするやつ、本当に最低だわ。」
孫2「マジそれなー。あの人がいなかったら、お前タダの置物じゃん。」
孫3「じいちゃんの言う事を聞かない奴なんて、この業界に居る資格なくね？」
紫「…。」
ディ「ま、今日は許してあげるよ。」
紫「…すみませんでした。」
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
