海人と廉19 ページ20
�盒�side
……ん？
あれ…俺、何してたんだっけ？
気がついたら、真っ暗な場所にいる。
光なんて差す様子もない。
どこ…？
自分が今いる場所が床なのか天井なのかも分からない。
きょろきょろと辺りを見回していると、ぼんやりと明かりがある。
ゆっくりと近付いていくとメンバーが居た。
海「…あ。」
皆、楽しそう…。
俺も、そっちに行きたい…。
そう思って皆の所へ行こうとしたんだけど…。
ドンッ…
海「…な、に…？」
誰かに背中を押された気がして、後ろを振り向く。
ス「……」
あ……！
海「…っ、ごめんなさっ…」
何も悪いことなんてしてない。
だけど…、この人の顔を見るとどうしてもこの言葉が出てくるんだ。
海「…ゆるして、ください…」
ス「…」
なに？
何で何も言わないの…？
目の前にいるスタッフさんは無表情でこっちを見てくる。
海「あの…？」
「どうしたんですか？」
そう聞こうとして口を開いた時、スタッフさんはまるで砂のように消えていった。
海「え…？」
「海人！」
この声、廉…？
廉「海人、早く起きてくれへん？寂しいねんけど？」
どしたの、廉？
らしくないよ？
「海人〜？おはよう」
あ、紫耀の声。
おはよう。
紫耀「寝坊助さんだなぁ…笑。早く起きなよ？」
うん、分かってるよ？
だけどね、目が開かないの。何でかな？
「海人、今日は良い天気だよ？」
岸くん…？
岸「こんなに良い天気の日はかき氷食べたくなるな！海人は何味が好き？俺は…」
ん〜、俺はね…？
「海人、どっか痛いとこない？大丈夫か？」
あ、ジンだ…。うん、大丈夫！
神「傷も良くなってきてるって。」
傷って何の事…？
思い出そうとするけど、頭が働かないんだ。
「海人？もう何も心配しなくていいんだよ。」
玄樹くんだ。
玄「海人の事を苦しませたスタッフさんは、もう居ないからね。安心して、ね…？」
…もういないの？
安心していいの…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 406人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
