海人と廉13 ページ14
平野side
仕事の話を進めていくうちに、段々と廉の顔が険しくなって行く。
・・・分かるよ。
廉の気持ちだって分かってる。
だけど、ここで取り乱しても仕事は待ってくれない。
今はまだ泣いていい時じゃない。
マ「…っ。ごめん、ちょっと電話してくる。」
神「はい。」
マネージャーさんが慌ただしく出ていった。
紫「…」
廉「なぁ…？」
神「どうした？」
廉「どうした？やなくてさ…。何でそんな…すぐに、仕事の事気にするん？」
神「え？」
廉「海人がこんなんなっとるのに…。心配やないの？」
神「もちろん心配してるよ。」
廉「やったらさ…！」
紫「廉。廉の言ってることも分かってるよ。」
廉「…ん。」
紫「だけど…、ここで取り乱していたら余計な噂を呼ぶことになるだろ。俺らがしっかりしないと。」
廉「…何なん、それ？」
紫「今俺らにできることは仕事をこなすしかない。」
廉は下を向いていて表情が見えない。
だけど、その声が少し震えていて……。
泣いてる…のかな。
玄「…廉？」
廉「もう、ええわっ…。」
紫「あっ、…おい！」
廉は突然部屋を出ていってしまった。
バタン！と音を立てて閉まったドアをボーっと見つめる。
神「俺行ってくるよ。」
紫「…ん。」
神「ついでに買い物してくるから。」
紫「ありがと。」
神「いーえ。」
ここは俺が行くよりもジンに任せた方がいいだろう。
廉を探しに向かうジンの背中に心の中で「ごめん」とだけ伝えた。
岸「紫耀…？」
紫「うん？」
岸「海人に何があったと思う？」
………。
紫「…分かんない。」
海人がどんな気持ちで飛び降りたのか、何があったのか、何も分からない。
だからこそ、海人が起きた時にしっかり話したい。
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
