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番外編 痛み ページ12

その場の彼女らは、笑顔の威圧に動けずにいた。

「ガキね。」

「ハハハ…」

「可愛い…」

後ろの彼らを除いては。

ーーー1時間前

「え?なあに?」

取り落としたクッキーに見向きもせず、Aは丸椅子から立ち上がった。視線の先には、白衣を着た女性が座っている。

「だから、血液検査です。」

両者ニコニコ笑顔だ。

「うん、何て?」

「血液検査です。」

ここは米花総合病院だ。笑顔で静止するAに、医師は告げる。

栗原(・・)さん、病院でお菓子を食べないでください。」

「先生、あたし実は仮病で…」

顔色一つ変えずに医師に告げるA。

「ウソツキね。朝からかなり熱いもの。」

横から顔を出したエリス。Aはげ、エリスちゃん…と一瞬顔を歪ませた。

「私が治療しようかい?」

森の言葉に笑顔でブンブンと首を振る。こうしてAは処置室へと連行された。

そこで偶然江戸川少年に出くわした。

そして、冒頭に至る。

頑なに注射を受けようとしない(姿勢だけはウェルカム状態だが)Aに、しびれを切らした看護師が威圧をかき分けて一歩出た。

「ち、ちくっとしますよ…」

こんなにおどおどした看護師は初めてだ。

一層Aの殺気が強くなる。

看護師は意を決して注射器を手に持った。



「ぎゃああああああああああ」

「うわっ」

「ちょ、A!うるさい!」

「こらこら異能使わない。」

「先生!患者さんが注射器食べました!!!」



これは、米花総合病院の都市伝説となった。




ーーーーーーーーーーーー

はい、私が今日病院でやりたかったことをAちゃんにやってもらいました。

もちろん、真面目に採血されましたよ…

地味に痛い…


太宰[姉]は米花町在住です!【文スト×コナン】

掛け持ちお許しください。

3章 裁と甘味→←・



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9Sに殺されたいロリコン - 腕を冷やせば蚊に刺された程度にしか感じない。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年9月15日 0時) (レス) id: 74107eb362 (このIDを非表示/違反報告)
愛子*ビー玉(プロフ) - 美夜乃さん» そこまで言ってくださり、嬉しい限りです!少しずつになりますが、更新頑張って行きます。コメントありがとうございました! (2018年6月28日 16時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)
美夜乃 - 待って栗夢ちゃんめっちゃ可愛い好みどストライクすぎる(真顔)めちゃくちゃ面白かったです!栗夢ちゃんの可愛さがもう…更新頑張ってください応援してます! (2018年6月28日 16時) (レス) id: a451b06430 (このIDを非表示/違反報告)
愛子(プロフ) - 雪見だいふくさん» コメントありがとうございます!注射嫌いですよね(笑)げんなりしすぎて看護師さんに笑われましたから……意見ありがとうございます。これからも頑張ります! (2018年5月16日 16時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛子*ビー玉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayamek05102/  
作成日時:2018年5月1日 9時

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