☆ほんの少しだけ ページ24
とりあえず
食べる元気があるかわからないけと
食べたいと言われたら時間がかかるからお粥を作る事に。
正しい韓国のお粥とやらを食べた事がないから参鶏湯風のお粥だい！
って...鍋はあるのかな。
そして探して見つけ出したモノは...
フライパンひとつ鍋ひとつ
まな板、包丁、箸、スプーンとおたま
ハウンさんの家の調理器具はこれしかない。
一応全て調理器具界では高級なブランドモノばかり。
食器は沢山あるのに。
それにしても
忙しいのもあるだろうけど
ほとんど料理をしない生活なんだなとキッチンを見渡して思う。
温もりを感じないこの家にひとりでいたら
寂しいしあんだけ性格がネジ曲がるのもわかる気がするわ。
今日位は温かいご飯をこの家で食べてもらって少しでも良くなればいいと...
少し思う。
うん。少しだけ。
という事で作り始めた参鶏湯風のお粥
ナツメも松の実も入れたし少しのニンニクも。
風邪だとしたらスタミナ付けなきゃ！
コトコト煮込んでいい匂いがしてきたから弱火にして
ハウンさんの様子を見に行きますか
静かにハウンさんの部屋に入ると相変わらず苦しそうに眠ってる
もう一度タオルを絞って額に乗せると
んんッと声がしてうっすらと目が開いて...
H『......！？！？』
一瞬具合悪いのを忘れたんじゃないかって位ビックリした顔で私を見る
そりゃそうだよね...
ジヌさんが居ると思ってるのに居るなんて100%思わない私が居るんだもの
「具合いはどうですか？」
H『...何人の家に勝手に入ってるのよ』
「私が好き好んであなたの家に来ると思いますか？」
H『ジヌは...？』
「仕事に行きました。１週間近く戻れないそうです。
で、具合はどんな感じなんですか？」
H『あなたに言ってどうにかなるの？』
「私もハウンさんがどうなろうがど〜〜っでもいいんですけど
ジヌさんに頼まれた責任がありますから。
それに...
アナタに何かあったら心配する人...ジヌさんにユノさんに...ボス...それ以外にも沢山知ってしまったので
早く元気になってもらわなきゃ困るんです」
H『......恩を着せようとしても無駄よ...』
「人の親切を恩を着せようとしてるとしか取れないアナタはホントにひねくれてますね
で、具合いは？」
H『...身体のだるさと...胃が重い感じ...』
「あら、急に素直」
H『...うるさいわね...それより...匂いするけど何か作ってるの？』
「あっっっ！！！」
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あやまろ(プロフ) - きよこさん» きよこ様…胸が痛みます…今言えるのはどんな形であれ二人とも幸せにします！！そしてあと1話でこの章が一杯に！(TT)次の章に跨ってしまいますが更新頑張りますね！！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
きよこ(プロフ) - あやまろさま、二人が同じ気持ちなのにね…胸が苦しい。けど、しあわせにしてくれるんだよね、デジチャンをボスが。いつものキュンキュンしています。次回が楽しみです。更新待ってます。 (2018年9月16日 23時) (レス) id: 15442e9882 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - 神鹿さん» えっとですね、これから先は…言えまてん！！笑 でもどんな形であれ幸せにします！二人とも！ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
神鹿(プロフ) - ほんと、この先に何が待っているのか！？ 気が気でないです。 (2018年9月14日 22時) (レス) id: f17246d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - motomatoさん» そうなんです！同じ方向むいてるのに！お互い、相手の気持ち考えすぎちゃって…上手くいかないっす(TT) (2018年9月14日 22時) (レス) id: 480e0a2529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやまろ
| 作成日時：2018年2月15日 17時
