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#13 ページ15
「死んだか…アイツ。」
《そうですね。生命反応は、もう無くなりました。》
「そうか…いい駒だったのにな。」
佐藤にやられた胸を擦りながら、隣に立っている、銀髪の女に話しかける。
《とりあえず、一度ここからさりましょう。》
「そうだな。」
俺は、ラミに命令して、教室へと飛んだ。
下は、佐藤の“事故”のことで、かかりっきりだ。
さっき、ラミに殺してもらうさい、金具が緩くなっている所に握らせた後、頭から行くように、やらせた。
これなら、事故、もしくは自 殺と見られるだろう。
俺と佐藤が会う約束を知っているのは誰もいないし、カメラが無いことも、行く時に確認済みだ。
にしても…『Guiltyroad』…か。
『Guiltyroad』は、一定のランクを超えると、プレイヤー一人一人に使い魔のようなのが付き、能力を手に入れられる。
俺の能力は『再生』
基本の傷や怪我、それこそ一旦死んだとしても、直ぐに再生することができる。
俺は、ランクS
Sの奴は、数人しかいない。
「ラミ、俺の今のポイントは？」
《62万ポイントです。》
「今、トップの奴は誰だ？」
《100万ポイントの、桐島翔です。》
100万とか、どーやったらんな数いけるんだ！？
「ラミ、そいつの情報を調べろ。次の遊び相手は、そいつだ。」
《分かりました、ご主人様。》
さぁ…桐島くん…。
楽しくしてくれるんだよね？？
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作者名：紅月彩
作成日時：2018年1月7日 12時
