Guiltyroad【罪の道】

プロローグ ページ1

平凡な俺





平凡な日常




決まりきったこの世の中




「こんな世界×××××えば良いのに。」





コツンコツン…




1人の少年がビルを登る




「良い眺めだ。」




朝日に染まる街の風景を見る




「ここから落ちれば、死ねる。」



世界に絶望した少年は



自らを使い



この世の中を



狂わしてしまおう




柵を登り、ビルから飛び降りる




あぁ…死ねる。




こんなつまらない世界とはおさらばだ！！！



《コンテニューしますか？》



「は…？」



《あなたの手で、
この世界を壊してみませんか？》




空中に浮かぶプロット




何だ…これ




《つまらない世の中を…狂わしませんか？ 》




自分の手で…




どうせ無理だ




どうせ死ぬんだし




半ば冗談




俺は…下の緑色のボタンを押した



『はい。』



突如、眩い光が俺を包む



うっ！！何だ…



ここで俺の記憶は途切れる




ｼﾞｼﾞｼﾞ…ｼﾞｼﾞｼ!


少年のスマホにある言葉が映し出される


《Guiltyroadへようこそ！
あなたの好きな様に世界を創造しましょう！》


《…素晴らしい世の中を私に見せて下さいね？》

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