占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:8,923 hit

十秒 ページ12

.

二人はえへんと胸をはる

おそわれた時は死ぬほど怖かったけど、こうして見るとどう見ても可愛い小学生だなぁ‥‥

『じゃああの男は?』

「あの人は白夜様、この社をずっとお守りしている、守護者に御座います」

『人間じゃないよね』

「妖狐です」

『狐!?』

狐にしてはなんか黒かった気がするんですけど!

狐ってなんか、もっと、こう‥‥

「白夜様はこの社の守護者ですから、とても偉大な大妖怪なのです」

「その分生きていた時間も長く、齢は700歳は越えているかと」

『700!!?』

そりゃ小娘呼ばわりされる訳だよ!

自分の生きてた分に比べれば私の命なんてめっちゃちっぽけだよ!!

だからってあの偉そうな態度はかわりないけど


「時廻り様が不在だったこの社を、ずっとお一人で守っていらっしゃいました」

『ねぇ‥‥昨日から気になってたんだけど、その時廻りってなに?』

そう聞くと、安寿と厨子王は目をパチパチさせた

「ご存知ないのですか?』

えぇ全く

「時廻り様は、特殊な神通力により時を操り、歴史の乱れの修正。その土地の砦である社を清める。‥‥様々な使命を背負った、神職で御座います」


『へー。すごい。それで、誰が時廻りだって?』

「A様に御座います」



『へー! 私が時廻り‥‥

‥‥は?』



「昨日の刀傷の治癒に加え、今のお清め!
極めつけに神具を扱える神通力。
貴方様こそ、この社の時廻り様で御座います」


『帰る!!』

「「A様ぁあ!?」」

ぐるんと百八十度Uターンしようとした私の裾を、二人が必死に掴んで引き留めにかかる


「なりませぬA様! 社には貴方が必要なのです!」

「私達もお手伝いしますから、思いとどまって下さいませ!」


『一応私、昨日ここの守護者だっていう人(妖怪)に殺されかけてるんですけど!!』

ここにいたら、また刀を向けられるかもしれない!

「ですが白夜様にも貴方が必要なのです!
いくらあの方が強かれど、白夜様は妖。
浄化をしたりすることはできませぬ!」

‥‥え

『えっじゃあ今までどうしてたの?』

「本来なら霊力を使う案件も、力で解決しておりました。
主がおらず、劣化していく社の手入れもかかさずに」

磨き込まれていた鳥居を思い出す

手水鉢も綺麗だったし、祠もしっかりされていた

「主のいない時廻りの社など、ここくらいなのです‥‥白夜様は、それで回りにもあることないことを言われていました‥‥」

安寿が僅かに瞳を揺らす

十一秒→←九秒*女子高生、お仕事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
設定キーワード:ラブコメ , 恋愛 , 愛され , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユキ(プロフ) - りんずさん» やった。頑張るじぇ! (2018年8月28日 23時) (レス) id: 42ecbbb834 (このIDを非表示/違反報告)
りんず(プロフ) - ザクロさん» 是非是非!そういってくれると嬉しい! (2018年8月28日 22時) (レス) id: f93fc47876 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 私も描いていい?イメ画。 (2018年8月28日 22時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
りんず(プロフ) - ユキさん» 了解!いいよ!是非かいて下さい! (2018年8月28日 21時) (レス) id: f93fc47876 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 白夜さんと夢主を描きたみ…あとザクちゃんのボード足したんでそっちに移行を! (2018年8月28日 19時) (レス) id: 42ecbbb834 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りんず | 作成日時:2018年8月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。