【d!】嘘はつかないで…【無能パロ】

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A視点

ci「Aー!!」

びっくりした

無能でも何でもなく僕の名前が呼ばれたから

驚いていると体に衝撃が走った

チーノに抱きつかれたのだ

『えっ…ちょっとチーノ!?』

ci「無視してごめん…辛い思いさせてごめん」

チーノは抱きつきながら必死に謝ってきた

そっか、チーノはこんなにも思っていてくれたんだ

ci「許してとは言わへんから…せめて謝らせて」

何だか必死な彼を見てると笑けてきた

『んふふ』

ci「え…？」

『そんなに謝らないでよ、許すよチーノ事』

ci「ほ、ほんま!?」

『うん勿論…ありがとうチーノ』

ci「良かったぁ…俺、一生許してくれないと思ってたから」

『そんな訳ないだろ』

ci「そうやな」

久しぶりに心から笑った気がする

何だか昔に戻ったみたいで嬉しくなった

チーノと話しているとふと視線を感じた

視線の先にはイラついているショッピさんがいた

『あ…ごめんなさい…チーノまた話そ』

ci「えぇ…分かった」

『ありがとう…では失礼しました』

ショッピさんに一礼してその場を去る

あれ…おかしいなぁ

僕の方が先輩なのに

自室に着くと色々な疲れから眠ってしまった









「お…て……」

「おき……」

「おきてA!!」

『うわっ』

目を開けるとそこにはチーノがいた

え、なんで

ci「おはよう、A」

『な、なんでチーノがここに？』

ci「そりゃあAと食堂に行くために」

『…食堂に…？』

ti「そりゃあもちろん強制やからな！」

そう言って腕を捕まれ強制的に食堂に向かわされている

でもチーノなら少し気持ちが軽くなった気がする

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