story55. ページ5
お久しぶりです!私立入試終わりました!
久々すぎて上手く言葉が出てきません、、
◇
私は慌てて去って行ったころん先輩の背中を追い掛けた。
どうしてもお礼が言いたかったから。
『…先輩っ!』
なんとか追い付いたところで声をかける。先輩は私の声に反応して足を止め、ゆっくりと振り返った。
ころん「え、A。どしたん?」
さっきあった事は隠そうとしているのか、表情も口調も全部がいつも通りで。
これは知らないフリをしていたほうがいいんだろうか?
でも、お礼は伝えたい…
そんな事が延々と頭の中を渦巻いている。
『あの、』
意を決した私は、なんとか口を開いた。
上手く言葉が出てこないが、そんな事を言っている場合じゃない。
『…さっきの、見てたんですけど、』
ころん「さっきの?なんのことぉ?」
冗談なのか、本当に分かっていないのか微妙に分からない反応を取られてしまった。ちょこっとだけ首を傾げて、上目遣いをしているのがとてもあざとい。
『…さっき。私たちの事、守ってくれてましたよね』
そう告げると、ころん先輩はきょとんとした顔をして私の顔をじっと見つめた。負けじと私も目をそらさないようにしてみる。
そのまましばらく見つめ合う。すると、突然先輩が困ったように微笑んだ。こういう顔を見るのは初めての事だったので、少しだけドキっとしてしまう。
ころん「…なんだ、見てたの?」
『全部見てました』
ころん「もー、早く言ってよ。隠してたの馬鹿みたいじゃん」
『すみません…』
頭を下げる私に、先輩は続ける。
ころん「謝んないの。僕たちが守るって言ったでしょ。もっと良い言葉、あるんじゃない?」
『…ありがとうございます、?』
ころん「そ!正解。」
そう言いながら、小さい子どもに向けるような笑顔を浮かべ、パチパチと手を叩いていた。
そんな先輩の髪の毛を、窓から入ってくる涼しい風がなびかせる。ソーダのような、甘くて爽やかな香りが私の鼻をくすぐった。
この匂い、好きだなぁ。
ぼんやりしていた私の背中をころん先輩が優しく押した。
ころん「ほら、さとみのとこ行くんでしょ。放課後は僕が迎えに行くから、待ってなよ」
『あ、行ってきます!…ありがとうございました!』
ころん「またね」
最後はヒラヒラと手を振っていた。
私は先輩に会釈をしてから、来た道を帰ってもう一度さとみくんの所へ向かった。
◇
なにこれ、書き直すかもです。
97人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まき - 更新お疲れ様です!え、青くん何するんでしょう…? こんな神作書けるぽむさまサンの方が神ですよ!!😭いつも神作ありがとうございます!!😭🙏🏻 私ライブ大阪の行くんですけどなにかアドバイス..的なのあったりしますかね…? (4月6日 23時) (レス) @page12 id: 2f47e6bea6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさんーーー!!!!ありがとうございます!!!!😭😭もうまきさんが神すぎます…😭🙏いつも感謝しかないです!! ですよね😂持ってないと困りますよね、笑 あー!フカヒレ様のイラストで見てみたいですね!✨ (4月6日 10時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!と受験合格・ご卒業おめでとうございます!!🎉🎉謝らないでください!!!!!!!!! そういう急な連絡があるのでスマホって手放せないんですよね…(苦笑) フカヒレ様一回描いてくれませんかね…(笑) (2023年3月21日 22時) (レス) @page11 id: 5c3e1bd235 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん!!ありがとうございます😭お待たせし過ぎてしまいました…🙇本当にすみません!!!!!!!あ、ホスト系のビジュ良すぎますね🤤一度拝んでみたいです笑🫣 (2023年3月19日 22時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!まだ公立が…無理しない程度に頑張ってください!!😭 新ビジュでホスト系のやつも出してほしいかもです(笑) (2023年2月18日 22時) (レス) @page9 id: 99f199dd3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ