【stxxx】真っ白なプリンセスは何色に染まるのか

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Aside

父「は？」

ななもり「Aちゃんの人生はAちゃんが決めるべきです。Aちゃんが受けたオーディション、何人の人が受けたかわかりますか？10万人ですよ？10万人もの女の子が受けたんです。その中からAちゃんは選ばれたんですよ？すごいことだと思いませんか？」

父「ど、どうせ選んだのはお前らだろ？」

ななもり「確かにそうですがこのオーディションの4割が視聴者さんに投票で決まります。ほとんどの視聴者さんがAちゃんに投票したんです。もちろんメンバー全員がAちゃんを選びました。そして、狭き門をくぐり抜けた。やっとAちゃんは夢へ向かって1歩踏み出したんです。Aちゃんの意思なく活動を辞めないといけないなんて勿体ないだなんて言葉じゃ表せません。俺が、俺らが必ず守ります。だから、Aちゃんに活動させてやっください。そして、夢を壊さないであげてください。お願いします。｣

そうしてななもりくんは頭を下げた。
わ、私も自分で言わなくちゃ。

A『どっちもかんばるから。活動も受験も
。絶対合格します。合格できなかったら活動はやめます。』

ななもり「えっ？」

A『大丈夫。がんばるから。私かますから。どっちも手は抜かない。絶対に結果残す。』

父「しょうがないな。今のお前の言葉、忘れないからな。合格できなかったら、二度とネットにお前の名前を出すな。いいな？」

A『わかった。ひとつだけ、条件。』

父「なんだ？」

A『合格したら、私の歌を聞いてください。ライブ開けるまで私がんばるから。だからその時はお父さん必ず見に来て。ステージに立つ私を。』

父「あぁ。わかったよ。」


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