イケメン女性声優山田さん！ ぱーと2

硝子の華 ページ38

『では、次の曲に行きましょう！
「硝子の華」。』

会場が暗くなった瞬間に早着替えをして、
モノトーンのワンピース姿に。

この歌は、
外見だけ綺麗にするより、
内面を綺麗にすることが本物の美しさじゃないか、っていう歌。
これは音の高低の差が激しくて、ブレスが少なくて歌いにくい。

『流行りのメイク
流行りのファッション
見知らぬ誰かに褒められたくて
今日も自分を偽り過ごす』

『道端に咲いてる花
そっちのほうがどんなに美しいことか
ツクリモノよりホンモノを
求める私は
笑われるだけ』

『美しく輝いて見えるその華は
硝子でできた脆いツクリモノなの
どんなに綺麗に着飾っても
すぐに壊れては意味がないでしょう。』

SNS中心の世の中にこんな歌を出していいものか、
批判を受けるんじゃないか、とか考えたけど、
歌は自分の伝えたいことを伝える手段だから
まあいいかなって思って出したら、
すっごい評判良かったんだよね。
特に最後。

『どんなに否定されたって
私は私らしく生きていくーーーーー』


やば。もうすでに泣きそう。



『ありかとうございました！
このあとも楽しんで下さいね！』

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