【ONEPIECE】紅色の拳銃使い（男主） (ページ16)

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15,気分が悪いページ16

モックタウンに着いた俺は、昼に八百屋のおっさんが言っていた酒場に向かった。

昼と変わらない五月蝿さで騒ぐ酒場のドアを開ける。するとそこには金塊が入った袋を持って楽しそうに騒ぐベラミーの一味の姿があった。

ベラミーはドアの音に気付きこっちを向くと面白いもの見つけたガキのようにニタァと笑顔を浮かべる。

｢おお？お前は確か、あのおっさんのとこのガキか！どうした？金塊を取り返しにでも来たか？それとも…あのおっさんの仇でも馬鹿みたいに取りに来たのか？｣

｢どっちもだよ、弱小海賊｣

すると次の瞬間俺の隣にナイフが飛んできた。ナイフを飛ばしたのはベラミーじゃねェ…その横に座っていたサーキースだった。

｢おいおいおい、随分舐めた口聞くじゃねェの？俺たちは大型ルーキーだぜ？｣

｢馬鹿か？弱小海賊の船員(クルー)なんていくら来ようが意味ねェんだよ｣

サーキースは椅子から立ち上がり俺に表に出るように促す。ベラミーも立ち上がり俺たちの勝負を見守ろうとしていた。

まあ実際、懸賞金がそれだけあるってんなら強いんだろうけどな？ベラミーは。

｢一一謝るなら今のうちだぞ？ガキが｣

｢はァ？お前らが謝れよヘタレ｣

俺はそう言いながらすぐに上着の内ポケットの中から拳銃を一丁取り出してサーキースの脳天に撃ち込んだ。

｢見えなかっただろォ？俺の早撃ちは0.5秒。舐めてかかれば即死だぜ？〝自称〟大型ルーキー｣

ま、実弾ならの話だが。

｢お前…舐めてんのか？ペイント銃じゃねェか｣

｢いや？何言ってんだァお前。俺が実弾を使ってたら即死してたんだぜ？まずは〝実弾で撃ってくれなくてありがとう〟が正しいんじゃねェの？｣

俺がそう煽るとサーキースはブチ切れたのかククリ刀を持って俺に一直線に突っ込んできた。

｢お前、一直線に突っ込むのは…｣

サーキースの背中を使って上空に飛び上がり残りの拳銃(・・・・・)を取り出した。

｢よっ…4丁拳銃だとォオ！？！？｣

｢死銃速度(40ヴィテス)〝山風〟｣

俺は4丁の拳銃を交互に空中でキャッチしながらサーキースに向けて撃ち続けインクまみれになったサーキースにかかと落としをキメた。サーキースはその攻撃で気絶したらしい。

｢さてと？次はお前だなァ、ベラミー｣

ベラミーは鋭い目で俺をまっすぐ見ていた。

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技のネーミングセンス無いんです。見逃してくだせェ…(泣)今度技の説明します。