∞少しだけほんの少し違うだけ∞６ リクエスト大募集中

パパとお散歩 ページ22

パパ
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父、「あっついなあ今日。これはもう帽子持って来て正解…ってあれ？盗ったらあかんやんかー(笑)」
せっかく被せた帽子をすぐ盗って投げ捨てようとする亮。
特に今日みたいな日差しが強い日は被ってもらわな困るねんけどなあ。
そういえば赤ちゃん時代から帽子とか手袋とか締め付けられるようなもんは嫌がってたっけ。
亮、「んあー！」
父、「帽子いらんの？なあ帽子は嫌ですかー？ほんならこっちのタオルにしとこうか！な？これならええやろ？」
念のために持って来といた大きめのタオルを亮の頭に巻いた。
ちょっと大工のおっちゃんみたいな変わった格好やけどこれはそこまで嫌でも無いみたい(笑)
暫く手を繋いで歩いていると疲れてもうたんか亮が地べたに座り込んだ。
父、「亮ちゃん、そんなとこ座ったらお尻あっちっちやで？ほら歩こうやあ」
亮、「んっんっ」
自分で歩くんか思いきやお次は両手を伸ばして抱っこのポーズ。
父、「ん？なに？抱っこ？よし、抱っこしようか！よいしょっ！」
抱っこするといつものようにぎゅっとしがみついてきた。
これが嬉しくてついつい抱っこしてまう俺。
おかんには「甘やかしすぎや」って怒られるけどな？
でもあいつかてなんやかんやいいながらけっこう甘やかしてるっちゅうねん(笑)
抱っこしてからまた少し歩いたけど熱すぎてもう限界。
父、「よっしゃ、ここでちょっと休憩な！」
いつの間にか駅前通りまで来てもうたみたいやから日陰のベンチで一休み。
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