シスコン野郎を落とすのなんて無理じゃね？ (ページ5)

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報告ページ5

「ただいま戻りました〜」

はぁ、疲れた。

人生の中心に姉さんを据えすぎじゃないか？こんな人を色恋で落とせる日が来るのであろうか、、とりあえず中間報告とオペレーション烏の調整と私個人の任務の確認をしなきゃ

「随分と重い足取りではないか月夜、それに顔色も随分と悪いじゃないか」

誰のせいだと思ってるんだよ、と思ったが顔に出さないで先ほどのユーリ・ブライアとの接触での報告と今後の進展などを伝えた、そのあとしれっとハンドラーさんが仕事を任せてきたので、残業確定だなと思った。

なんか、東国の政府高官が東西平和を脅かす書類を作成し西国に送りつけるらしい。ハンドラーさん曰くこれを西国の反東西平和実現の人間に利用されれると大変なことになりかねないので、その前にその資料を回収することが今回の任務の概要である。そして今日その人物が西国にその資料を送るらしい。

とりあえず変装して、現場のホテルに向かう。

ホテルに到着し、黒服に合図を言うと難なく入ることができた。そして簡単に標的に接触成功。

「お前が西国のサーシャ・スペンサーか、待ってたぞ」

そう言って隣に座れと合図してきたため、仕方がなく座る

「これがその資料だ。これがあれば今の見せかけの東西平和は終わる。そして明日の朝5時の電車で西国に帰れ。安心しろ秘密警察など来ないように手配してある。」

そう言って資料を渡した。中身をさらっと確認すると東国の軍事機密情報がずらっと書いてあった。恐らくこれをいちゃもんつけて平和を崩そうとしたらしい。

「ありがとうございます。見せかけの東西平和を必ずや壊して参ります」

そう伝えると、その悪人顔をにんまりと満足げに笑った

「明日も早いですし、帰らせていただきます」

そう言って私は去っていった。

そのあとまたハンドラーさんのところに向かい資料を提出してきた。