航海日誌27 ページ28
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｢政府は人狼族を喉から手が出る程に欲しがっているはずだ。｣
｢人狼族ってのはそんなに凄いのか？確かに能力の遺伝ってのは、政府にとっても研究対象にもなりうるが…｣
｢Aに覇気を使ったことはあるか？｣
シャンクスの言葉を遮ったレイリーは、真剣な目でシャンクスをみつめた。
シャンクスは少し考える仕草をして、頷いた。
｢初めて会った時、確かに俺は覇王色の覇気を使ったんだが効かなかったな！今の今まで忘れていたが｣
｢それがもうひとつの人狼族の特色だ！一切の覇気が使えない代わりに、自分にも覇気は効かない。もし
それはほぼ無敵を表す
レイリーは静かにそう言い、いつの間にか膝の上で寝ていたAをそっと撫でた。
｢分かるか？その人狼族の血を引くAの重要性が｣
｢あァ。ところで…さっき1つ目と言ったが、まだ他にも？｣
｢もう1つは…Aの能力の危険性だ｣
｢簡単に言えば、Aは海と時、プラズマを自在に操れる。中でも最も厄介なのは、アスタが使っていたウミウミの能力。｣
｢Aが助けてと声を上げたり、涙をひとつでも流したら…それは14年前の事件がもう一度起きるようなものだ｣
レイリーは言う。
能力者にとって一番の足枷となる海を味方につけるこの能力
悪魔の実最強種の
政府は絶対に敵にしたくないはずだ。
かと言って、下手なことをすれば世界が滅ぶ程の力。
味方につければ政府に敵なし
｢まさに諸刃の剣。政府は何としてでもAの手網を取りに来るぞシャンクス。君はどうする？｣
｢どうするって言われてもなァ…別にどうする気もない。AはAだ｣
シャンクスは至極楽しそうに笑った。
世界征服や、政府をどうこうする気もないシャンクスには、Aがどんな力を持ってるかなど関係ないのだ。
それはレイリーも然り。
｢だが、なんでAの親はAに血を飲ませたんだ。そんな能力を引き継げば、Aが追われる可能性も想像できなくはなかったんじゃないか？｣
｢…もし自分の子が、大量に血を流して輸血が必要で、しかも、自分たちの血しか適合しないとなったらどうする？｣
人狼族は人狼族の血
一般の人間とは似ているが少し、違うのだ。
それを聞いたシャンクスは押し黙った。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
