航海日誌24 ページ25
`
ガタンｯ
『ぱぱあーーーーっ！！』
熱によって顔を真っ赤にしたAが、ドタドタと店内に駆け込んで来て、
そのまま驚いたままのシャンクスの胸に飛び込んだ。
｢A！どうしてここに…｣
｢すみませんお頭ｯ！！｣
後から駆け込んできたクルーによれば、
半分気を失っていたAを病院に連れて行っても、医者には｢原因が分からない｣と言われたと。
更には、意識を戻したAはシャンクスがいないことに半泣きで暴れだした。
行き先をルウに聞いて、慌てて連れてきて…今に至る
｢…ん？A？｣
シャンクスがよしよしとAを慰めていると、レイリーがAの顔を覗き込んだ。
｢おお！A！心配してたんだ、無事に着いたようで良かった……ん？パパ？｣
レイリーはシャンクスからAを強引に受け取ると、嬉しそうに抱きしめた。
が、何かに気づいたように顔を上げると、シャンクスとAを交互に見た。
｢……A、だよな？ライリー・D・A｣
『れいりー…？…！れいりーだ！』
あの、レイリーを容易く呼び捨てにしたAは、自分からレイリーに抱きついた。
｢レイリーさん？なんでAのこと……｣
｢あァ、Aの親は昔からの友人でね。お前はAとどういう関係だ？パパと呼ばれていたが…｣
｢もしかして、…手紙の！？レイリーさんだったのか！｣
シャンクスは大切に持っていた手紙をレイリーに見せた。
｢ふむ、ふむふむ…なるほど。じゃあ、ここまで連れてきてくれたというわけだな？｣
｢あァ。でもまさか探してる人がレイリーさんだとは思わなかったよ！Aにもなんか懐かれちまって｣
首を傾げて背の高い二人を見上げるAは、まだぼーっとしているが、シャンクスの足に抱きついて『ぱぱー』と呼んだ。
｢本当だな！わははは！確かにお前の髪はよくアスタに似ている！｣
｢アスタ…｣
｢なんだ、知らないのか？…そうか、お前が入る前だったか。アスタは私たちと同じ船に乗っていたんだよ｣
レイリーが昔乗っていた、というのはもちろんロジャーの船。
アスタはロジャー海賊団の船員だったのだ。
しかも…
｢私よりも先に入ったクルーだったな、彼奴は！わははは！｣
レイリーはシャンクスにとって衝撃的な事実を笑って言った。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
