航海日誌2 ページ3
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｢どこの女の子だろうな…｣
｢どこで攫ってきたんだ｣
｢いくらで買ったと思う？お前｣
｢おめェらなぁ！！｣
足に引っ付いて離れない少女を、無理やり引き離すことも出来ない赤髪は、仕方なく少女を自分の船に連れてきた。
そして、それを見た彼のクルーの第一声がこれらだ。
クルーから疑心の目を向けられながらも、ここに至った経緯を簡単に話す。
｢いきさつは分かったが…なぜあんたがパパなんだ｣
そう、クルーたちの疑問
否、赤髪の疑問でもある
『ぱぱ、髪あかいよ？』
｢どこにでもいるだろ？別に俺じゃなくても｣
『んーん、ぱぱ！』
赤髪は困ったように眉を下げた。
まだ幼い子供とはいえ、自分の父親を間違えるはずがないのに。
｢俺はシャンクス、お前の父親じゃない。海賊だ｣
『ぱぱ、かいぞく？』
｢…いや、ちが…くはないが……まぁいい。お前の名前は？｣
『ライリーあっ…えっとね、A！４さい！』
何かを言いかけて、慌てて口を塞いだ少女、基A
｢よし、A。本当のパパとママが心配してるだろ？家まで送ってやるから、な？｣
できるだけ優しく、そう諭せばAは少しだけ悲しそうに笑った。
『ぱぱもままも、おうちもここにはないよ』
近くの島からきたの、とAは呟く。
｢…親は好きか？｣
『うん！だいすきだよ！』
その返事に、赤シャンクスは安心したようにそうか、と返した。
もし、Aが捨て子だったらどうしようかと思ったからだ。
｢よし、じゃあその島まで送る… 『だめ！！！』どうしてだ？｣
大きな声でシャンクスの言葉を遮ったAは、首を何度も横に振ってダメだと言った。
『ままが、絶対に島に近づいちゃだめだって言ってたもん…約束…したから』
｢そうか…。でも、お前のパパとママは島にいるんだろ？｣
『んーん、わるい人に、連れてかれちゃった』
｢…そりゃ辛いことを聞いちまった。悪いな｣
そう言ってシャンクスはAを抱きしめた。
片手ですっぽり胸に収まるほど小さいAは、抵抗も、泣くこともせずにただ、その胸の中で笑っていた。
｢お頭のあれ、セクハラだよな……｣
｢…ガキが気にしてないならいいんじゃねえか？｣
｢……じゃあ…ロリコンか？ ｣
｢お前ら聞こえてるからな｣
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
