体育祭�� ページ21
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そんな上鳴との茶番を爆豪に一蹴され、我に返る香月。
まだ聞いていないことが沢山あるのだ。
『そういえば、勝己くんはどーなった？勝った？』
『ったりめーだろ、一緒くたにすんなカス』
爆豪を振り返ると、忌々し気にそう吐き捨てた。「流石勝己くん！」そう言うと照れたようにきっと睨みつけてくる。かわいい...！！！！
第一試合目、見たかったなぁと一瞬思うが、まだ二試合目も残っていることが唯一の心の支えであった。
『次は？二試合目、誰となの？』
『クソ髪』
『クソ髪...？』
はて、そんな名前の子、いるのだろうか。きょろきょろと辺りを見渡していると、はっと気が付いたように切島が手をあげた。
『俺っす！次！』
『ええええ！？切島くんなの！？お友達じゃん、勝己くん！！』
爆豪に詰め寄ると、別にどうでもいいと言わんばかりの態度であったため香月はあわあわと慌てる。
大好きな幼馴染勝己くんと、その勝己くんの大親友切島くん...！！！！
香月はどうしようと頭を抱えた。
『私どっち応援しよう！？』
『テメェ俺を応援しにきたんじゃねーんか殺すぞ』
爆豪に窘められ、確かにそうかと思い直すがだがしかし。
切島くんにはお世話になってるからなぁ(爆豪が)。学校生活を共にできない自分の代わりに爆豪のことを支えてくれているのは切島であると。
うーん...
香月ははっと顔をあげる。
『どっちも応援しよう！！！』
『テメェ何しに来たんだ帰れや』
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『上鳴くん隣いい？』
『あ、はい！勿論っす！』
爆豪と切島が第二試合目の準備に行ってしまい、少しだけ話した上鳴の隣に腰かける。
うううう、どっちも頑張れ、
手にぎゅっと汗を握った。
『上鳴くん、』
『はい？』
『勝己くん、クラスで浮いてない？大丈夫かな』
ふっと、零す、入学当初から抱えていた不安。隣にいた上鳴は「え、」と声を漏らす。
切島という目に見えて良い友達ができたことは、分かった。だけどそのほかの人とはどうなのだろうか。
爆豪が勘違いされやすい性格なのは知っている、口も悪い態度もでかい。
だけど、本当は、本当のところはとても優しい男の子なのだと、誰かに知っていて欲しかった。
『えーっと、浮いてねぇっていったら嘘になる？...かも、しれねっす』
『やっぱり...』
想像通りの答えが返ってきて、がっくしと肩を落とした。
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さきな(プロフ) - 最近読み始めたんですがもう更新されないのかと思ったら悲しいです(＞＜) (2022年3月15日 19時) (
レス) id: 0a75b45037 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 猫が好きな謎の生物さん» あああまた嬉しすぎるコメント泣ありがとうございます泣私の体調の心配まで。。。嬉しすぎる優しすぎる泣できるときにまとめて更新しますので楽しんでいただけたら幸いです！！ (2020年5月27日 14時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 鳳＊さん» うれじいお言葉泣コメント返すの遅くなってしまって申し訳ないです、、、コメントが嬉しすぎてほんと語彙力なくなります、ありがとうございます！！！puls ultra精神で頑張ります！！！ (2020年5月27日 14時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
猫が好きな謎の生物 - 不定期……？どんとこいや！体を壊したりしないように、気を付けて下さい。学校、頑張って下さいね！応援します。 (2020年5月24日 23時) (レス) id: faf584bdff (このIDを非表示/違反報告)
鳳＊(プロフ) - 不定期？大丈夫!!ってか是非学業に専念して下さい！いつまでもわたしは待ってます！次の更新が楽しみな気持ちがより膨れ上がりますよ！！楽しみにしてます！Plus ultra!! (2020年5月22日 18時) (レス) id: 63e109079e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年5月15日 16時
