苦手�� ページ4
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『いやあああああ！！！！！』
ふあ、と欠伸をしながら廊下を歩いていると甲高い女の叫び声とドタバタと慌ただしい物音がいきなり聞こえ、俺は顔を顰める。
……こんな夜中にドタバタ騒いでんじゃねえぞ、ぶっ殺されてえのか
そんなことを考えながらも、そのまま廊下を歩き続けているとその叫び声と、物音がどんどん近づいてくるのを感じる。
『か、かっちゃんんんんんんん！！！！』
『は？』
近づいてきたその声の主はあの馬鹿女で、その馬鹿女はあろう事か、俺に思いっきり抱きついた。
動揺する頭と同時に『なんだこれ、据え膳か？』というクソみてえな考えをしてしまう自分をぶっ殺したくなる。
顔を上げた馬鹿女は大きな瞳に涙を貯めてこちらを見上げた。
低身長の馬鹿女の上目遣いが地味にくる、
そしてその涙目が俺の加虐心を擽って今すぐどうにかしたいと思ってしまう。
そんなことを考えているなんて露知らず、馬鹿女は口を開いた。
『かっちゃん、あのね、』
『なんだよ』
『……今から私の部屋に来てほしい』
そんな馬鹿女の言葉を聞いて俺はポカン、と口を開けてしまう。こんな夜中に、
……なんだこれ、本当に据え膳か？
俺の返事も聞かず、グイグイと手を引っ張るAにされるがままに、俺は彼奴の部屋へと向かったのだった。
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『虫ぐれえでガタガタ騒ぐんじゃねえクソがｯ！！！』
『ただの虫じゃないよ！！バッタだよ！！』
『一緒だわ！！！！』
俺はテッシュでその緑色をしたバッタをガっと掴む。
そしてそのままトイレに持っていき、そのティッシュと包まれている虫を水で流した。
『……おらんくなった？』
不安げに此方を覗き込む馬鹿女に多少イラッとしたが、それを押さえ込み『もういねえよ』とだけ告げる。
ほっとした様な顔をしたAを見て、俺は片手で頭をかいた
……今回ばかりは俺の早とちりもあるが、こいつほんとに危ねぇ
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no name(プロフ) - 私、気づいてしまったんです…。私は最終章（？）を一番に読んでしまったんです…！笑それに気づいて1と2も読ませていただきました！爆豪派閥に入りたすぎて、このお話が本当にあったらなぁ…とずっと思ってました笑とにかく面白くてキュンキュンする作品をありがとう！ (2021年9月27日 0時) (
レス) @page36 id: b6b1793042 (このIDを非表示/違反報告)
前歯 - え、天才ですか？きゅんきゅんが止まらないよーー！ (2021年8月26日 17時) (レス) id: 2516f56512 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - (・ー・)さん» 瀬呂くんの沼に入ると抜け出せませんよねわかりますうう！！！ほんとですか！！そう言ってもらえると頑張れます！！本当にいつもコメントありがとうございます！！！ (2020年4月23日 20時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
(・ー・) - 更新ありがとうございます！ 瀬呂君好き！かっこよすぎる！ これからどうなっていくのかとても楽しみです！ 私はこの5人が推しなのでオチが誰になろうと嬉しいです♪ 明日の更新も楽しみにしています*^^* (2020年4月23日 15時) (レス) id: bfc3f52eee (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - (・ー・)さん» 誰が好きなんですかね(笑)皆さんの納得いくような結果じゃないかもですが、頑張ります！！本編完結次第、リクエスト書かせていただきますありがとうございます！！！ (2020年4月22日 22時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月7日 21時
