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やばいやばい｡
なんとか気が変わってくれないか必死に考える私。
玉森くんも何か考えこんだような顔をしてる。
…そうだ。
「玉森くん、私初めてするのは夢の国にあるホテルがいい」
「は？！」
「せっかくの大事な初めてだもん」
玉森くんと、っていう訳じゃないけど(笑)
何気に憧れだった。夢の国でっていうシチュエーション。
黙っちゃう玉森くん。
ダメだよね(笑)
「…わかった。」
え？！ほんとに？！
…玉森くん、かなり本気で私のこと好きなのかな？それはそれで困る。
「や、やっぱり嘘。変なこと言った…」
「いや、わかった。すぐには無理だけど俺めちゃめちゃバイト頑張るし、連れてってやる」
ぽかーん…
ダメだ、かなりキュンとしてしまった。
嬉しい。
優しく笑う玉森くんにジーンとして涙が出てきた。
ぎゅっと抱きしめられる。
「好きだよ、A」
なんか気持ちがふわふわする。思わず私もぎゅっと抱きしめ返した。
「Aも言って。お願い」
藤ヶ谷先生の哀しげな顔がよぎる。
何で…？
先生のことは好きじゃないのに。
私が黙ってしまっていると、玉森くんは「やっぱいいや」ってニコッと笑った。
「玉森くん…」
これじゃさすがにひどい。
きちんと振らなきゃダメだ。
「ごめんね、私…」
「いいからもう喋んなって」
「…」
「我慢するし、もうちょっとだけ触らして」
玉森くんの手によってまた身体が熱を帯びていく。
「あっ、玉森くん…」
「A、気持ちい？俺に触られて」
恥ずかしいけど、どうしても声が漏れてしまう。
「好きだから感じるんだよ、A。身体は正直なんだよ」
そうなのかな。考えたいのに次々と刺激を与えられて頭が働かない。
「Aは俺のことが好き。ね。」
玉森くんの甘い声が遠くで聞こえた。
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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です！ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (
レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます（笑）わーついに部屋に…！どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayachoko
| 作成日時：2017年4月10日 18時
