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玉森side
もうなんとなくわかってきた。
多分Aは俺のこと好きじゃないんだろうなって。
いくら恥ずかしいからってここまで嫌がらないだろうし。
きっとAは断り切れないタイプなんだ。
俺以外に対してもそうだから。
強く言われると引いちゃうんかな。
卑怯な俺は、Aのそんな性格につけこんで側にいることにした。
だから「好きじゃない」なんて言わせない。
「A、好きだよ」
ぎゅーって抱きしめた。
「玉森くん、」
「喋っちゃダメだってば」
耳元で囁くといい反応。
「Aさ、前の学校では彼氏いなかったの？」
無言で頷くA。意外だな。
「好きな奴とかは？」
首を振るA。
「付き合ったこととかないの？」
少し顔を赤くして頷くA。
忠実に喋らないな(笑)
携帯が震える音がした。
喋るなって言われたたからか、伺うような顔のA。
「どーぞ」
ほっとした顔をして電話に出るAを後ろから抱きしめた。
あ〜、触りたい。
「もしもし、ゆりちゃん？どうしたの？」
舞原か。いつも邪魔してくるな。
盛り上がる電話。
…暇だ。
Aの部屋着、可愛いな。
この短パンから見える白くて柔らかそうな太ももに思わず手を伸ばす。
「っ、ちょっと…」
睨んでくるA。少し涙目になってて余計そそられるわ。
上に着てるフードのチャックを下ろしてく。
ジタバタするけど俺の足の間に座ってて後ろからがっちり捕まえてるから逃げられないA。
…何だよ。中にも服着てんのかい。
ブラが見えることを期待した俺がバカだった…。
ちくしょう。
やっと電話が終わった。
「玉森くん。帰って」
「今来たばっかだし。客に飲み物くらいだせ」
ハッとするA。
「気づかなくてごめんね、何がいい？」
ええっ！？こいつはほんとに…
「Aちゃんの甘い蜜が飲みたい♪」
「はい？」
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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です！ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (
レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます（笑）わーついに部屋に…！どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayachoko
| 作成日時：2017年4月10日 18時
