ヤンデレ幼馴染×玉森裕太 ページ4
「おかしくなんかないよ」
「裕太くんはそうでも私はこんな関係は嫌なの。だからね、これからは裕太くんとは距離を置いて…」
「あー、そういうことね。わかった」
分かってくれた！！嬉しいっ。
「じゃあ明日からは…」
「彼氏になって欲しいなら言ってくれたら良かったのに」
「え？」
キョトンとする私の肩を抱く裕太くん。
「俺ね、Aはお子様だから、今はまだ仲のいい幼馴染でいたほうがいいかなって思ってたんだ」
頬に手を添えられ、視線を強引に裕太くんに合わさせられた。
「んじゃ、今日から俺たちは恋人同士だね」
「え？！なんで？おかしいよそんなの」
「Aが望んだんだろ？」
違う。
私、そんなこと望んでない。
「もっと早く言ってくれたら良かったのに。無駄に色々ガマンしちゃったな」
「裕太くん、何か勘違いしてるよ。私は、」
「いいからもう黙って」
そう言う裕太くんの顔が近づいて来たから、顔を背けた。
「こら、何で逃げるの」
「え、だって、何か、変っ！」
暴れる私を裕太くんはいとも簡単にベッドに押し倒した。
「変じゃないよ」
「や、どいてっ」
「Aの気持ちに気づいてやれなくてごめんな。女の子に言わせるとか情けないわ〜」
楽しそうに私の制服を脱がしていく裕太くんは知らない人みたいで。
怖い。
ポロッと流れた涙を指で拭った裕太くんは、
「好きだよ。子どもの頃からずっとAだけを想ってきた」
そう言って、震える私にキスをした。
ちゅ、ちゅ、と何度か口付けた後、舌が入り込んできた。
「んん、んう、」
苦しい。
息ができない。
舌を吸われたり、歯列をなぞられたり、されるがままで。
「っは、はぁ、はぁ」
解放された時、すでに頭がクラクラして視界が涙で滲んだ。
「泣くほど嬉しいの？」
幸せそうに笑う裕太くんが不気味だ。
「ちが、違う、裕太くんっ…」
「ふ、可愛い」
「ひぁっ！」
ブラをグイッと捲りあげられ、露になる胸元。
痛いほど裕太くんの視線を感じる。
「やぁ、見ないでっ」
身を捩ってベットから転がり落ちた。
「あーあ、ドジだなぁAは」
「や、やめて、来ないで…」
慌てて起き上がり後ずさりをする私を見て可笑しそうに笑う裕太くん。
「上半身裸で帰んの？笑」
「制服、返して…」
ベッドに脱ぎ捨てられた制服を裕太くんは拾い上げる。
「返してあげるから、こっち戻って来て」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayachoko
| 作成日時：2023年5月9日 21時
